昨日、3月25日は、有明の診察(血液・尿検査)と前回はレポートが

間に合わなかった、2月に実施したCT・MRI検査の検査結果を聞いてきました。

 

 

診察の予約が10時20分でしたので、9時30分過ぎには病院について、

すぐに尿検査と血液検査をしております。

 

 

前回の2月は激混みでした血液検査場は、今回はガラガラで

待ち時間1分で検査終っております。看護師さんに聞いたら、

「月末は全体的に空いていますよ」

との話でした。2年近く通ってますが、こんなに空いているのは初めてでした。

 

 

9時40分には検査も終って、空いているので早めに呼ばれるかと思いましたが、

検査とは逆に、診察まで2時間近く待たされてしまいました。

 

 

途中にVIPの方らしき人(SPらしき方が多数いました)の診察と

私の前の方が40分近く診察された影響もあり、過去最長の待ち時間となりました。

 

 

有明は呼び出しブザーで「待ち合い室でお待ちください」の案内があり、

その後、診察室のある待ち合い室に移動します。

私はいつも診察室の目の前の席で待っています。

 

 

診察室の目の前ですので、診察時の声は当然聞こえませんが、なんとなく

診察の状況はわかってしまいます。私の前の方が色々と質問していて、

大変そうな感じはなんとなく伝わってきておりました。

 

 

40分の診察後、30代前半の若いご夫婦が診察室から出てきて、私の後ろの席に座り

入院日や手術日などの話をしており、奥さんは少し泣いている様な感じでした。

 

 

メラノーマかは判りませんが、恐らく告知されたのかと思いました。

有明にいると、聞く気は無くてもこの様な深刻な会話が耳に入ることが

よくあります。

 

 

ご夫婦の様子を見て、2年3ヶ月前に私が告知された時のことを

思いだしてしまいました。あの時の絶望感と不安感は今でもはっきり覚えています。

 

 

そんな中、「診察室へお入りください」の案内があり、ドキドキで病室へ

入りました。

 

 

Y先生から

「血液検査はいつも通り少し肝臓の数値高いですが、肝脂肪の影響ですね。

 問題は無いです

「その後、体調はどうですか」

私から

「体調の波はありますが、ほぼ問題ありません」

Y先生から

「そうですか」

「では次回は5月にCT・MRI検査となります。同意書渡しますので

 いつも通り記載して持参してください」

と、そのまま終りそうになったので、

私から

「先生、2月のCT・MRI検査の結果まだ聞いてないのですが・・・」 

Y先生は、パソコンを打ながら

「ああ、問題ありませんでしたよ」

と言われました。

私から

「よかったです。ありがとうございます

恐らく私が質問しなければ、検査結果はスルーされたと思います・・・。

 

 

確かにこの1ヶ月Y先生から電話ありませんでしたが、もう少しこちらの

不安を察して対応して貰えればと思います。

もっと大変な状況の方達の対応でご多忙なので、しょうがないですが。

まあ、Y先生らしい対応ですね。

 

 

 

先週末にKさんから連絡を頂きました。

 

Kさんはこのブログでも何度か書いている方で、私の仙台時代の得意先の方です。

2021年10月にメラノーマが発覚し、同月に手術し、その後、皮膚転移

骨転移があり、現在、オプジーボ・ヤーボイでの治療をされております。

 

 

Kさんですが、今年はじめに体調について連絡あり

「骨転移の痛みが酷く、夜もまともに寝れない日もある」

との連絡は頂いておりました。ただ、放射線治療も始めて

治療は順調な様でした。

 

 

今回のKさんからの話としては、前回の検査の結果

 

「ついに肝臓に転移してしまった」

「前回の診察で余命宣告をされて絶望的」

「9月まで生きられるかわからない」

「現在の体調は、痛みと高熱(39度)があり体調はとても悪い」

「今まで大変お世話になりありがとうございました」

 

とのことでした。

余命宣告との話をきいて、言葉に出来ないくらいのショックを受けました。

 

 

確かに、治療は大変そうでしたが、たまに食事会をしていることを

聞いており少し安心していたので、この余命宣告は本当に寝耳に水でした。

 

 

 

Kさんには

無責任なことは言えませんが、まだまだ諦める段階では無いので、

セカンドオピニオンやBRAF遺伝子の再検査など、出来ることは

やった方がいいです。

とお伝えしております。

 

 

 

Kさんは、ほぼ、同じ時期にメラノーマになり、発覚時のステージも

同じでした。その為、Kさんの病状については、常に他人事とは思えなく

聞いた時は、本当に自分のことの様に辛かったです。

 

 

 

Kさんの病状が少しでも良くなることを心からお祈り致します。