セカンドオピニオンですが、現在の主治医にセカンドオピニオン先の

病院名・医師名を伝える必要があります。

 

妻といろいろと検討した結果、有明の病院の皮膚科の先生に

お願いすることにし、主治医にお伝えしました。

 

メラノーマでは築地のY先生が一番有名で実績もあり、正直迷いましたが、

その分患者さんも多く、診察して頂くことが難しいかと思い

今回は違う先生にお願いすることに致しました。

 

数日後に紹介状を作成いただき、有明の病院に連絡し

セカンドオピニオンの依頼を致しました。

そうしたら、なんと病院から、

「大変申し訳ありません。○○医師は急遽退職し

違う病院に勤務することとなりました」

と言われてしまいました。

 

一応、2週間程前に有明の病院にセカンドオピニオンのことを相談しており

その段階では、医師が辞めるとの話は全くありませんでしたので、

本当にびっくりしました。

 

慌てて違う先生を検討し、駒込のT病院のY先生にお願いすることと致しました。

Y先生もメラノーマ治療経験が豊富で、有明と最終迷った先生でした。

 

1月13日

 

駒込のÝ先生のセカンドオピニオンの診察を受けております。

 

先生には、メラノーマ発覚から、診察、検査、確定診断、今後の手術・治療方針に

ついて説明し、今後の治療について問題ないか等をお聞きしております。

また、リンパ転移・リンパ廓清についても確認しました。

 

先生からは、まず画像、病理検査内容、患部を確認してもらい

「悪性黒色腫で間違いないです」と言われたあと、紙に簡単なイラストを描いて頂き

メラノーマの説明と、今の病期がどのような状態かを説明いただきました。

 

その後、「リンパ転移については、手術時にセンチネルリンパ節を、2,3個を

取り生検し、もしリンパ転移があったとしても、リンパ廓清はしないで、

化学療法で対応します」との説明を受けました。

 

現在はリンパ転移があったとしても、リンパ廓清しないで化学療法での治療を

する場合が多くなっているとのことです。リンパ廓清しても、予後が良くなる

ことは無いとの研究結果がある為とのことでした。

 

現在の病院では、リンパ廓清ありきで治療方針が進んでいた為、リンパ浮腫の

副作用がない、この治療内容がとても魅力的に感じ、最終はこの治療方針が

決め手となり、その場でセカンドオピニオン先のT病院に変更するこを決めております。

 

その後、手術に向けた検査の予約を取っていただき、手術日についても、

たまたまキャンセルあったとのことで、前の病院での手術予定日と同じ、

2月2日に実施して頂くこととなりました。

 

セカンドオピニオンで時間が掛かってしまい、手術日がおそくなり病気が進行して

しまうことが大きな懸念としてありましたが、運よく手術日が早まり

本当に安心しました。

 

 

Y先生に「今の病院には私からお伝えしたほうがいいですか」とお聞きしましたが、

先生からは、「こちらで対応するので大丈夫です」と言われ、あっさりと

病院・主治医の変更となりました。

 

今の主治医に何も言わないのもどうか。と思いましたが、

以前にも書きましたが、セカンドオピニオンで病院・主治医が変わることは

癌治療の場合は、日常的なことだと改めて感じました。

 

因みに、セカンドオピニオンの場合、保険適用外の診療となる為、

通常は4万~3万/1回程の費用がかかります。

 

今回の駒込のT病院も3万弱の費用が掛かる予定でしたが、

その場で病院変更を決めたこともあり、4千円程の費用しか請求ありませんした。

 

次回につづきます。