先日アップしたアライグマに襲われたスーちゃんの保護から約2か月後、同じ多頭飼育崩壊の現場からおとなし目のメス猫を保護しました。

 

鼻が黒いのでグーちゃん。

 

おっとりして、ひかえめで、女の子って感じのかわいい子ですが、女の子特融の警戒心の強さはなかなか緩まず、人馴れには暫く時間がかかりそうです。


 

多頭飼育崩壊のごみ屋敷から追い出された当時は、酷い栄養状態と飼育環境のせいで、それはもう可哀想な状態でしたが、毎日お世話に通い、きちんと餌を食べることができるようになってからは、体重も増え、動きも活発になってきました。

 

当初はどの猫もみな生気のないうつろな表情をしていたのが印象的でした。

人間と同じように、動物の表情も生活環境によって変化していくのだということを実感しました。


右がグーちゃん。


 

 

グーちゃんは毛づくろいが下手でした。

他の猫よりも少し長毛で、白が多いので、余計に汚れが目立ち、葉っぱやごみをぶら下げていることもしばしば。

特におしりの方が毛玉になっていることが容易に想像できたので、保護した時に、トリミングをお願いすることにしました。


(白が白じゃない、、笑い泣き)

 

「あまりに毛玉がひどかったら短く刈るかも、、、」とトリマーさんに言われました。

 

トリミングなんておそらく最初で最後になると思ったので、思い切ってキレイさっぱりしてもらうようお願いしました。

 


シャンプーとトリミングを終えたグーちゃん、美白に大変身!


 

本来はこの白さだったのねぇ、、、てへぺろ

 

 

 

保護してからわかったことですが、グーちゃんはトイレができませんでした。

 

猫はトイレのしつけというものが要りません。

どんなにちっちゃな子猫でも、一度教えれば、すぐにトイレの場所を覚えます。

 

グーちゃんはトイレではなく、自分の寝床で用を足してしまいます。

トイレがすぐそこにあっても、それをトイレと認識することができないようで、毎日毎日、自分の寝床の敷物を台無しにしてしまい、寄付していただいた暖かな敷物があっという間に底をつきました。

 

トイレを認識できないのも、毛づくろいができないのも、グーちゃんが育ってきた飼育環境にあるのだろうと思います。

 

「トイレ」というものが存在せず、部屋全体がトイレ状態だった場所での生活。

寝る場所もトイレも全部一緒だったということです。

実際の現場がまさにそうでしたので、頷けます。

 

トイレの砂をあれこれ試したり、トイレの形状を変えたり、いろいろ試してみましたがなかなかトイレを覚えてくれず、一ヶ月が経過。

 

ケージの1階を全部トイレにしてしまう(寝床を作らない=寝床で用が足せない)という作戦で無事トイレを覚えることができました。

 

家猫訓練の最大の難関をなんとかクリア。

 

次は、人に馴れる、という第二ステージを頑張っているグーちゃんです。