ウガヤフキアエズ様は
「実はみやにやってほしいと言うか、頼みたいことがあるんだ」
急に頼みたいことと言われて(神様の頼み事って何だろう?)とドキドキしました。
みや
「えっ?私にですか?私に出来る事なんてありますか?」
ウガヤフキアエズ様
「そうだね。みやにしてもらいたいのは、出来るだけ神社の情報を発信してほしいんだ」
みや
「神社情報ですか?私の知っている神社情報って黒龍ちゃんの冒険談の事でしょうか?
他の情報は個人情報が入ってしまうのが多いですし、あとは神社の神様が

写真に写っている事以外はほとんど邪気情報になってしまいます。
だから発信しやすいとなると黒龍ちゃんの冒険談しか思いつかないのですが・・」


ウガヤフキアエズ様
「そうだ。その冒険談に出てくる神社を実名で公表して色んな人に知らせて、
神社と人との仲だちをして欲しいんだ。
今神社の神様と人間の間は関係が希薄になっている。神社と人間がちゃんと
繋がらないと神は力を発揮出来ない。邪気を払うには人間との信頼関係が
出来ていないと無理なんだ。邪気を払えなければ人間も困るが神もまた困る。

人間と神との関係は連動しているんだ。人間の祈りと信頼の念が神には力となる。
でも神社に参拝しない人が増えている現在では邪気を追い払うのが大変になっている。
だからこそ親近感を持って参拝してもらうためにもどんどん神社情報を発信してほしいのだ」
みや
「でも神社を実名で伝えたら神社関係者の方達にご迷惑おかけしませんか?
だからまだおおっぴらに出してないんですが・・・」
ウガヤフキアエズ様
「それは私が処理するので問題は無い。気にしないでいいからどんどん
発信してほしい。写真にどんな神がいるかも載せていい」
私は意外な話に戸惑いしか感じませんでした。
「でも・・・私はちゃんと神様を見分けられているか自信ないですし、
写真をなぞるの早くないですし、色んな神社の写真ですよね?
今のサポートと同時となるとそんなに時間を取れないと思うんですが・・」

ウガヤフキアエズ様
「大丈夫だ。写真の神の姿はもっと見えるように私が力を貸そう。
それとみやの周りにはこれからみやをフォローする人が増えるから
神の姿をなぞる時間も少しずつとれていくだろう」

とても真剣なご様子に神様の願いをこれ以上断る理由が

思いつきませんでした。
「それでしたら出来るだけ神様のお役に立つように

頑張りたいと思います」そう言うと
ウガヤフキアエズ様はほっとされたようでした。
「ありがとう。これから発信をよろしく頼む」

ここでそのすぐ左隣にいた白山ひめ様がお話されました。
「私からもお礼として貴方に力を貸すわ。他の方に鳥の目を

授けた神がいらっしゃるわね。
私は鳥の声をあなたに授けるわね。これから色んな情報を
受け取りやすくなるわよぅ」

みや
「鳥の声?(情報が届きやすくなるのかな?良く分からないけど)

ありがとうございます!」
次に一番左にいた市杵島姫命様でしょうか、女性の神様のお声がしました。
「それなら私はそうね・・・緑の木のように貴方と繋がる相手を癒す力を
送るわね」

私は頭が混乱しつつも癒しを派遣先の方に送れるのかとそう理解して

お礼を言いました。
「あ、ありがとうございます」
ウガヤフキアエズ様
「木の癒しは今後必ず役に立つよ。それから邪気の事なんだが
派遣先の場所が邪気に侵されていればセイを通じて繋がっているみやにも
影響はどうしても行く事になる。それは今は仕方がない事なんだ」

私は次々に来る色んな情報を整理するのに忙しくて頭が追い付かないので
何故市杵島姫命様では無く神様が直接木の癒しと私の邪気に関して話したのかは
聞きそびれてしまいました。その為
「そうなんですね・・」とだけ答えました。

ウガヤフキアエズ様
「遠くまではるばる大変だったね。ゆっくり見てから帰るといいよ」
私は神様との話が終わった事にほっとして周囲を見回しました。
みや
「ここはいつもこんなに寂しいんですか?神様は寂しくないですか?」
ウガヤフキアエズ様
「そうだね。かつてはここももっと生気に満ちていたんだけどね・・・」
少し寂しそうに遠い昔を思い出しているようでした。

 

下の写真はウガヤフキアエズ様の気があった場所です

他の場所を見る事にして神様に失礼しますと挨拶をして周囲を散策すると
妙見様(アメノミナカヌシ様)の像がありました。


早速ご挨拶をしました。

みや
「こちらにいらしたんですね!」
妙見様(アメノミナカヌシ様)
「ああそうだよ。遠くまでよく来たね。じっくり見物していきなさい」
みや
「はい、ありがとうございます!失礼します」


白山ひめ様の神社もありました。
みや
「あの・・・邪気だらけですがそのままでいいんでしょうか?」
白山ひめ様
「ああ、いいのいいの。払ってもすぐに来ちゃうから
多少はほっておいているのよ。全然気にならないわねぇ」
すごく明るく返されました。

邪気だらけなので写真は省きました。


道を引き返して神社の裏に彫刻が彫ってある場所を見つけました。
先ほどご近所に住んでいる女性が歩いてきた場所です。

その方は目の前に彫刻があるのに気づいていなかったようですので
近所の人では無かったのかな?と不思議な気持ちで写真を撮りました。

 

下記は正面左の彫刻です。

神武東征の図。古事記や日本書紀で伝説上の神武天皇(じんむてんのう)初代天皇。

天下を治めるべき地を求めて、に東征(とうせい)し、橿原(かしはら)に宮を

定めて即位したという物語をベースにして彫られているそうです。

裏側壁面は、天の岩戸神集いの図。

太陽の神である天照大神が岩戸から出て来られて光が戻った時の様子です

 

右壁面は、八岐大蛇(やまたのおろち)退治の図。

八岐大蛇を退治して、生贄にされそうになっていた奇稲田姫(くしいなだひめ)を

救い出そうとしている所です。

柱もこっていて明るい時に見ればもっときれいだったと思います。


でもすごく邪気がひどい場所もあり、
ウガヤフキアエズ様と邪気が混在していて
邪気がフキアエズ様の上に乗っているうようにも見えました。
あんまり大きいので目をそらしながら
ウガヤフキアエズ様に聞いて見ました。
「こんなに邪気が大きいのに平気なんですか?」

ウガヤフキアエズ様
「ああ慣れているからね。気にしていないよ。
でもみやは気になるなら撮った写真は消した方がいいね」
そう言われたので急いで写真を消しました。

こんな時でなければも彫刻をもっと撮れたのにと

残念でした。ここの彫刻はとても見事でした。

その後それでは帰ります。と挨拶をして帰ろうとすると
可愛い獅子さん?の像が右にありました。


「可愛いね!」と声をかけると
「そう?僕って可愛いの?!」と嬉しそうです。
「うん!とっても可愛いから写真撮っていいかな?」
「いいよっ。可愛く撮ってね!」とポーズを決めるので
「分かった。いい?撮るねっ」と写真を撮りました。

お礼を言うと「可愛く撮れた?」と聞かれました。
私は「うん、すっごく可愛く撮れたよ!」と
言うと嬉しそうにしていました。

次に左の子供の獅子さん像に行きました。


獅子さんに「ねえ写真を撮ってもいい?」と聞くと
「僕はねかっこいい事しかしないんだよ!」と言っています。
「写真を撮ったらかっこよく見えるよ」と言うと
「かっこいいのかぁだったらいいよ!でもかっこよく撮ってよね!」
「ありがとう!かっこよく撮るね!」
そう言って写真を撮った後「かっこよく撮れたよ!」と言ったら
満足そうでした。


その後は大分疲れてきたのでささっと写真を撮って
全部の参拝を終えて時間を見たら12:22 また神様に繋がったという数字です。
満足して帰る事にしました。
帰る前にご神木を見るととても気がきれいです。邪気も左にいる物の
綺麗な気で色んな守護の方がいます。鳥の守護もありました。

龍の形にも見えました。

駅に向かう途中でセイちゃんが話しかけてきました。
「神様に会ったから元気になったよ!」
神様の話を聞くのに精いっぱいでセイちゃんがどうしていたか

全く気づきませんでした。
「そうなの?神様に頭をなでてもらえた?」
元気そうなセイちゃんに嬉しくなってそう聞くと
セイちゃんも「うん!いっぱいなでてもらったよ!」と嬉しそうに話していました。

 

ウガヤフキアエズ様は穏やかな方でした。
すごく寂しそうにされていたのが印象的でした。
神社でもともかく目立っていたのが白山ひめ様です。
明るい方ですね~。フキアエズ様の暗い様子にも
あっけらかんとした感じで「考えすぎるのよね~」とおっしゃっていました。

 

たまたま曇りの日で邪気の多い時に参拝したので暗い印象でしたが

晴れた日に何もわいていない時に行けばとても美しい神社なのかと

他の方の撮られた写真をもう一度見ながら思いました。

 

また神社に邪気はいましたがウガヤフキアエズ様は

とてもパワフルな神様です。

通常狛犬や獅子像には邪気がよりやすいのですが

神様がパワフルで弱い守護を保護しているので

邪気がおらず清浄な気がありました。

人間や狛犬達の邪気は払いながらも

神様達に逆に邪気がついていたり乗っていたりしましたが

払おうと思えば払える様子でした。

ですが払わないでエネルギーをためている理由は他にも

あって、その理由は数週間後になってから分かりました。

 

現在はフキアエズ神社は

エネルギーを開放していますのでもっと清浄な状態に戻っています。

邪気も大分消えています。

もう一度行ければもっときれいな状態の

フキアエズ神社を見る事が出来るかも知れません。

いつか改めてその後の事でのお礼も兼ねて行ってみたいです。