小辺路(3日目) | My chillaxing life

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主に、自由、気ままなアウトドアライフについて寄稿します。

 翌朝3時には目が覚めたので、朝風呂にどっぷり。い〜いお湯で、今日も楽しい小辺路になる予感。


 暗い舗装道を約10分、果無集落、果無峠への案内板がありました。

 

 急登をしばらく行くと、十津川集落が見えました。しばし休憩、絶景ですね〜。




 果無集落の入口まで来ました。かなりのハイペースです。昨晩民宿で熟睡出来て、牛丼パワーも相まって元気百倍です。この頃になると、明るくなってきました。



 集落内にある水場です。小辺路を歩く登山者には、じつに有り難い休憩所、水場ですね。通過した時は、まだまだ早朝だったので、静かぁーに通過しました。



 果無集落の田んぼに映える山々。古き良き昔の集落の原風景。



 世界遺産を示す指標がありました。(小辺路情報によくある景色ですね。)



 その後もかなり調子がよいので、ほぼほぼ休憩も取らず、観音堂へ。

 すると、同時間発のはず(時間にして40〜50分の差はあるはず。)のFさん兄弟に遭遇、「Kさん、早く登って来ましたね。今日も一緒に歩きましょう」と言っていただきました。(この時は気づきませんでしたが、Fさんは、昨日十津川から果無までバテバテだったそう。テント泊なので、今日も体力の回復がままならなかったようでした。)

 コレより以後は、Fさんペースで。ほどなく果無峠へ約850mを登り切りました。



 後は下りのみ。地味に辛い下りです。

 熊野大社まであと5km位にある道の駅まで来たところで、Kさんは、「3日間お風呂にも入ってなく、自分たちの体臭が気になるので、残念ですがここで小辺路完歩は諦めて、十津川までバスで帰り温泉に入浴したい」と、この道の駅でリタイアを決意されました。

 というわけで、私一人が代表して最終目的地である熊野本宮大社まで行きました。ほどなく鳥居が見えてきました。



 長い道のり(山アプリでは72km)でしたが、二日目以降はFさん兄弟のおかげで歩き通すことが出来ました。あらためてありがとうございます。


 二礼二拍手一礼



 熊野本宮大社下の入口付近で、関西から来られたとう夫婦がお互いの写真を撮り合っていたので、おせっかいではありますが、二人揃っての写真を撮らせていただきました。
 写真を撮り終えると、「私たちは、南紀白浜でキャンピングをしての帰り道なんですが、そちらは何方から?」と聞かれたので、「広島からなんですよ。高野山から二泊三日で歩いて来ました」というと、「ええーっ、あの高野山ですよね。信じられない」とビックリされていました。
 
 帰りのバスです。熊野本宮大社から十津川を経由しますので、またまた十津川にてFさん兄弟に合流。これは想定されていたことです。



 なので、Fさんが「熊野本宮大社まで行ったら、もうで餅を買って帰らないと。前回詣でた時に買って帰ったら、これが結構美味かった、妻も喜んだ」と言っておられたので、私のも含め3つ買っておき、合流時にお土産としてお渡ししました。感謝を込めて。



 広島への帰り時の私の定番、岡山県備前市(ドジャース山本投手の故郷)にある「大阪屋」食堂に立ち寄ります。



 いろいろメニューはありますが、今回は朝5時過ぎなので朝食セットを頂きました。(まだ朝食の提供時間ではなかったようですが、提供いただきました。)



 ごっつぉーさんでした。

 思い出に残る素晴らしい小辺路旅でした。