こんにちは、今日子です
今回は、直腸がんステージ3bと診断されて、
抗がん剤治療をしない選択をした理由
についてお話します。
転移が見つかった際、主治医からは、
①まだ若いから強い癌かもしれない
②体の中にまだ癌が残っているかもしれない
との事で、
「半年間」の抗がん剤治療を勧められました。
当初、CT画像を確認した段階では、
『切って検査してみないと断言出来ないけど、
恐らく転移はしていないだろう』
との見解でした。
私も、
「絶対、転移はしていない！」
と、希望を持って、
手術・闘病生活を何とか乗り越えました。
そして、辛い闘病生活を乗り越えて、
後は自由だぁ
！！！
！！！と、思っていた矢先での、転移の診断。。。
はじめは現実を受け入れられず、
はじめは現実を受け入れられず、
どん底まで落ちました。。
しかし悩み抜いた末、
自分の中の正解である
「抗がん剤治療をしない」
選択をしました。
【抗がん剤治療をしない理由1】
治療しても
必ず効果が得られるとは限らない
大腸癌は、
100人のうち、30人（30%）が
再発・転移の可能性があるそうです。
もし、その30人（30%）全員が
抗がん剤治療を受けたとしても、
「数人」しか治療の効果が得られないそうです。
また、自分の体が抗がん剤治療で
「効果が得られるタイプ」
なのかは、
実際にやってみないと分からないとの事です。
（将来的には事前に判定可能）
【抗がん剤治療をしない理由2】
メンタル面が保てないこと
正直、直腸がんと診断された直後、
もし転移していたとしても、
抗がん剤治療はやりたくない
という、想いがありました。
抗がん剤治療は、悪性だけではなく、
正常な細胞も傷つくからです。
正常な細胞の破壊により副作用が出ます。
副作用の症状に関しては、
人によっても抗がん剤の種類
によっても様々です。
※同じ種類でも副作用は人それぞれです
もし副作用と戦いながら、
抗がん剤治療を耐え切ったその数年後、
再発・転移が見つかったら？
私は絶望感で立ち直れない
そう思ったんです。
人それぞれ、
色んな価値観や考え方があるかと思います。
正解は自分の中にしかありません
（これ、本当に重要だと実感しました、、）
私の場合、
大人発達障害グレー
HSP
不安症
の特徴があります。
その特徴を踏まえて、
自分の中の正解を出しました。
体の中にあった転移は、全て手術で切除出来た。
今、私の体の中には正常な細胞しか残ってない
と、
前向きに捉えて、
抗がん剤治療はやらない
という、私の正解。
ドキドキしながらその事を
主治医に伝えると、
🧑⚕️（主治医）
分かりました。
もし体調が悪くなったら、すぐに仰ってくださいね。
途中からでも治療方法は考えますので、安心して生活して下さいね。
と、
私の意思を尊重してくださいました
正直、
抗がん剤治療をするように説得されるも！？
と、
半信半疑でしたので、主治医の言葉に救われました。（最初は驚いた様子でしたが）
転移が見つかり
不安に押しつぶされそうな中、
支えてくれた友人・周りの方には
感謝しかありません。
あれから半年以上経過。
私は相変わらず、食べることが大好きです
退院する際、主治医からは
『食べ過ぎなければ、
何を食べても良いし、お酒も飲んで良いよ。
特に何かを制限する必要はないよ。』
と、仰っていただきました。
その言葉に、心がスッと軽くなりましたね。
私は今、以前と変わらない
生活が出来ていることに
日々感謝しながら生きています
この先、この選択が
どんな結果になろうと、
他人ではなく、自分で選んだ道
なので、後悔はありません。
抗がん剤治療を
受ける選択をした人
受けない選択をした人
治療方針は違えど、
同じ方向を目指している仲間です
自分らしくイキイキと輝ける未来を
仲間のみんなで歩きたいです
最初は癌が見つかって、
自分は不幸者だと思いましたが、
今は日常に幸せが溢れています。
私の体験談が
いつか誰かの役に立ちますように
おしまい