⭐あくまでも、記録として(No.5)

葬儀に関心の無いかたはこのシリーズは読まないで下さいね。お時間の有る方はどうぞ🤗何かの役にはたつかも?

※ここまでのあらましは“テーマ・ホスピスその後”をご覧頂けると幸いです😀

“明日は遺品整理の見積もりだ”
と書いてから早数ヶ月💦
今日は台風の最中 
夏は終わろうとしている。
⚡🌀☔⚡🌀☔⚡🌀☔⚡🌀☔

結局、遺品整理の見積もりには
○○なお葬式のツテで
地域の業者さんが来てくれた。

お姉さんが住んでいたアパートの
住宅管理会社さんに相談したけれど
「特に紹介出来る先は無い」
とのお返事だったからだ。

いらした男性は
まだ若いけれど的確で簡潔
わかりやすい説明をする人だった。
そして、次の日に来てくれた
“実働隊”の方々は もっと若く見えた。

テキパキ 着々と仕事をこなしながら
私の的外れな質問にも
笑顔で、丁寧に対応してくれる。

だいたい出来ることは
しておいたつもりだったけれど…。

クーラーも(勿論室外機も)
冷蔵庫 衣装タンス 電灯さえも
全撤去となると
2トントラック🚚1台で
カタがつけば 70,000円だとか。

食器類の今後の行き先は
海外とか。
学習したことが沢山有った😑

ホントに 人ひとり死ぬことは
安くはないのだ。

後で調べたのだが
この時ご縁をいただいた業者さんの
会社始動日は2011年3月11日
奇しくも
あの“東日本大震災”の日。

あの日 帰宅困難者だった私は
会社で深夜持ち込んだお酒を
隠れ飲みしていた。
まだ、なんとか対面を保っていた
ような気がしていたけれど。
完璧にアル中まっしぐら🤣

その後、夫の癌を理由に退職。
夫を見送った後は
ガンマ4000を出すまでになっていた。

毎日“後は野となれ山となれ”
なんて思いながら
ウィスキーをラッパ飲みしていた。

私には 認知症の母しか居ない。

私がひとり死んでいたとして
たどって…迷惑を掛けられるであろう
“遠い親類”には申し訳ないが💦
許されるだろう

だって 死んじゃうんだもん
なんて本気で思っていた。

愛着が無いから?
迷惑を掛けて良い訳じゃない。
と、言うか
そんな風に考えちゃうのは
“アルコールの脳”だからだ。

お姉さんの部屋に残っていた
貰い物の果実酒を見つめながら
あの日の私は
そんなことを思っていた。

片付いた ガランとした部屋
ただ それだけのことなのに

その景色は やけに 私の胸に 染みた。