1度目の入院の後 2ヶ月。
ご多分に漏れず スリップした。

※ごたぶんにもれず→大勢と同様に、例外となることなく
そーなんだよね。
データによると退院後1年の断酒率 
2~4割。
40%は成功するはず?
(私の勝手な解釈でした~🤣)

断酒には様々なタイミングが有って。
お酒を止めている・だけでは
我が身の心は、楽にならない。

で、ちょっと心が折れて缶酎ハイを買った訳です。まだ1本目なら止まる?
なんて甘い考えも有った。

なのに。
心は自分で考えていたよりも
かなり…落ち込んだ。
「お金かけて入院したのに」
「あんなに頑張るって約束したのに」

と、同時に脳は
「どうやって飲んだことを隠そう」
「次はいつ買おう」
着々と飲酒計画を進めていた。

「お前には、天使と悪魔が同居してる」
ずいぶん昔に夫が言った台詞。

その時の私は
身体中の肌が沸き立つほど
お酒が飲みたかった。

そして 加速度つき連続飲酒。
この症状は“病気”の成せる業。

もちろんお酒(自分の脳や心)の誘惑を振り切れば 良いんだけどね。
私には出来なかった。

そこは、仕方無い・と今は思う。
もし、読んでくれている人の中に
「心が弱いから酒が止まらないんだ」
と考えている方が居たら
「違うよ~💦」
と言いたい。

紆余曲折 2度目の入院に辿り着いて
今更ながら考えた🤔
じゃあ?回復って?どーすりゃいいの?
いい加減どーにかしたいんだけど!

独り悪態ついても虚しい。
そもそも、私が戦う相手は誰?
それは なんなの?

浅知恵だったのかも知れない。
ネットだと 調べた答えしかわからない。
ならば…本を読もう!

入院したての患者が入る病棟だけには
アルコール依存症関連の書籍が有る。

ひたすら 読んだ。
漫画も、分厚い本も。
理解出来なくても 読んだ。

アルコール依存症って、なに?
私はなんの病気なの?

たぶん。
お酒の問題が始まってから
23年が経っていた。