過去のブログでも書いたことがあると思うけれど、僕がギターを始めたきっかけは、BOØWYの布袋さんを見たときの衝撃を「自分も体験してみたい」と思ったから。
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少し前の話になりますが、不二羽島文化センターで神田伯山さんの講談があるということで、思い切って行ってきました!
出演は伯山さんの師匠で人間国宝の神田松鯉さんとそのお弟子さん、さらに伯山さんのお弟子さんを含めた計4人。
実はその日夜勤だったので、「何時に終わるんだろう? 仕事に間に合うかな…」と、ちょっとハラハラしながらの鑑賞でした。
◇ 沼落ちのきっかけは『演芸グランドスラム』
昔演劇部にいたこともあり、落語には少し興味があったものの、講談のことは全く知りませんでした。
最初の出会いはテレビの『演芸グランドスラム』。「いい声してるなぁ、若くてスリムでかっこいいな」というのが松之丞(現・伯山)さんの第一印象です。
そこからメディアで見かけるたびに「この人面白いな」に変わり、ラジオを聴いて「えっ、こんな人なの!?」と完全にノックアウト(笑)。
あれよあれよと伯山を襲名され今に至りますが、生の伯山さんを見られる機会なんて逃せません。
◇ 名物「マナー呼びかけ」に密かにニヤニヤ
伯山さんといえば、有名なのが「客席の携帯音問題」。
会場に入ると、「携帯電話の電源はお切りください」のプラカードを持ったスタッフさんが4〜5人も回っていて、「これか!」と思わずニヤニヤしてしまいました。
スタッフのお姉さんも「鳴ったら(伯山さんが)帰っちゃうんで、すみません〜」と言いながら、お年寄りの携帯の電源を切ってあげていたり、前座の青之丞さんも「携帯と音の鳴る時計は切ってください」とアナウンスしていたり。会場全体に良い意味での緊張感がありました。
◇ 生で聴く「声の表情」とプロの凄み
歴史も詳しくないし講談も初心者なので心配でしたが、結果……めちゃくちゃ面白かったです!
上手い・下手なんて詳しいことは分かりませんが、とにかく声がいい。ラジオとは全然違う「声の表情」があって、おもしろい方向にも振れるし、泣かせる話もできる。もともとファンですが、生の表現力を目の当たりにしてさらに魅了されました。
そして、師匠である人間国宝・神田松鯉さんの高座にも感動しました。
フリートークの時は少しお年の影響か滑舌が怪しい場面もあったのですが、本編に入った瞬間、まるでCDを再生したかのようにスラスラと言葉が飛び出し、声のトーンもワントーン上がったんです。何十年も磨き続けたプロの技に、「これが人間国宝なのか…!」と素人ながら鳥肌が立ちました。
伯山さんと青之丞さんが定番の「いいところではございますが、お時間となりましたので…」というお決まりの下げで笑いを取っていたのですが、松鯉さんも「自分も若い頃、次も来てほしくてよくやったよ」と途中で挟んできて、気持ちの若さと粋な遊び心に「さすがだなあ」と脱帽です。
ラジオでおなじみの青之丞さんも、見た目が可愛らしい印象で、若い声がこれから年月をかけてどう深まっていくのか将来が楽しみになりました。
◇ 本物に触れるということ
心配していた携帯や時計の音が鳴ることも一切なく、無事に終演。
心の中で「岐阜県民、えらいぞ!!」と全員をほめたたえました(笑)。
終演も16:30頃だったので、ハラハラしていた仕事にも余裕で間に合って一安心です。
地元の文化センターのアンケート用紙にも、しっかり「今後呼んでほしい人:神田伯山」と書いたので、来てくれるといいなぁ。
やっぱり「本物」を生で見るというのは、自分の感性をグッと引き上げてくれますね。最高の経験になりました!
最近ポッドキャストで『安住紳一郎の日曜天国』『問わず語りの神田伯山』『大久保佳代子のラブぶらラブ』をよく聴いてます。