東京の渋谷にITEMさんという時計ショップがあって、ここは行ったことはないけれど、国産アンティークも結構扱っているので、たまにサイトを見て在庫をチェックしています。昨日もそう。で、そこで見慣れない時計を発見したのです。それがこれ↓

セイコーのワールドタイム。但し私がよく知っているやつ（裏蓋に聖火マークの刻印があるやつ）とはダイヤルカラーが（よく見たら他も色々）異なります。なんだこれ？そう思って更に見ていくと、裏蓋にASIAN GAMESという刻印が↓

どうやらこれ、1966年にタイのバンコクで開かれたアジア競技大会を記念して作られたモデルのようなのです。へー、私、これ見たの初めてかも。こんなのがあったんですね。

写真はITEMさんのサイトから拝借したものですが、この個体の何が凄いって、それはご覧いただいて分かるとおり、デッドストック品であることなのです。こんなもの、この状態で今までよく残っていたなあ。調べてみたら横浜は白楽にあるファイアーキッズさんにも同じモデルの在庫があるようだけど、そっちは中古品が本体のみで29万8000円（革ベルトつき）。対するITEMさんのこれは、オリジナルと思われる金属ブレス付きのデッドストック品が21万8000円というのだから、これは破格といって良いでしょう。気になる人は今すぐGOです。えっ？私？いや、私はいいです。遠慮しときます。セイコーのこっち系のモデルは守備範囲外だし…高いし…^^;