来年5月から、新しい標準管理委託契約書がスタートしますねぇ。

内容を見ると、管理会社による管理組合の財産の管理方法が変わったり、長期修繕計画書の作成について国土交通省から「より詳細な計画書を作成することが望ましい」などと注文がついたりと、管理会社勤務の私としては頭が痛くなることが多そうダウン

ここまでで思ったことを少し。

財産の管理方法の変更は、管理会社に不祥事が多くなった(表面化してきた)ことで、より厳格な管理が求められる状況が原因だからしょうがないかなぁ。事務処理が膨大になってミスが起きなければいいけど・・・

まぁ、管理組合としてはいいことも多いから問題はないでしょ




でも、長期修繕計画書の作成方法に関しては、改悪かもしれないなぁ


というのも、国土交通省が求めていることを要約すると、「長期修繕計画書は、管理会社が適当(?)に作成するようなものではなく、設計事務所など専門家に作って貰うべき」となります。

一見、まともなことを言っているように思うけど、大きな問題点がありますよ。
まず、国土交通省が求めてる長期修繕計画書は、非常にお金がかかるビックリマーク
40~50戸ぐらいのマンションなら、多分管理会社が作っているレベルで、せいぜい20万程度でしょう。でも設計事務所に依頼すれば、平気で50万はかかります。
で、どれだけメリットがあるかといえば、うーん、ほとんどないです。

せいぜい、概算工事費の精度がわずか上がる程度でしょうね。

精度が上がったとしても、結局は工事見積書を頼めば、一緒だし

はたして、そこまで組合のお金をかける意味って、何

大きなマンションなら、効果もあるだろうけど、50戸未満のマンションなら、ただ修繕積立金を食いつぶすだけになりそう

もちろん、国土交通省が言っているのは「望ましい」レベルだから、そんなことしないこともアリなんだけど、管理会社は今後、「国土交通省のガイドラインなので、今までより詳細な長期修繕計画書を作りましょう。その分、高くなりますが承諾して下さい」と営業してくるのは、間違いないでしょうねぇ

管理組合の役員の方は、ご注意を注意



それと、管理業務主任者の試験を今週受ける人に



今年こそ、受からないと大変ですよ。何と言っても、来年は新標準管理委託契約書の件で、これまでと実務が変わっちゃっうんだから。

まずは、今年合格できるよう、頑張って下さいチョキ