再放送か否かは知らないが【森の民ラウテ】なんて番組を録画してたので観た。

番組の概要を引用すると・・・。
自らをラウテの言葉で「森の王」を意味する「ban ko raja」と呼ぶラウテ族は、小さく閉鎖的な社会を築いている西ネパールの少数民族。

世界的に珍しく主食としているのはサルの肉。

土地を持たず野生のサルを求め2ヶ月に一度移動をくり返し、男たちがサルを狩り女性たちが木の実などの植物を採取する生活を送っています。

動物や植物を育てることは行わないため、たまに近くの村まで行きラウテ族の人々による手作り木製工芸品との交換で穀物や野菜を手に入れています。

現在、人の住む地域から遠くはなれたヒマラヤの密林の中で伝統的なノマドライフを続けているラウテ族は約150人程度のみと考えられています。

此のドキュメンタリーを観たけれども保護や援助の難しさを考えさせられたね~。

手工芸品、大木を切って日本で言うボールとかウスの様なモノからマナ板等々の日用品を作るのだけれど、木を切り倒す行為がネパール人との軋轢を生んでると・・・ね。

ラウテが切り倒す木々で森林破壊が起きる事は無いけれど。

定住化と少数民族保護の為に3か月に1度の現金援助がラウテの悲劇かな。

けれども。

部族内での手作り酒は手間暇かかるし大人が管理して子供は呑めない。

大人も子供も安易にアルコール飲料に手を出す・・・(>_<)

定期的に現金が支給されるからツケで色々なモノを買う。

娘や息子たちも親に内緒でツケ買い。

定住化して土地を貰ってもヒトを疑う事を知らないから土地をだまし取られる。

まあ、援助金や助成金はホントにラウテの為になっているのかな~。

何処か抜けてるのでは無いかいなと考えされられる番組でした・・・はい。

※画像は番組紹介から、お借りしました。