祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり・・・。
平家物語と言えば須磨は一の谷の合戦でしょうか。
其の合戦では源義経が率いる軍勢が平家の背後を狙って『ひよどり越えの逆落とし』が有名ですな・・・知らない御方は無視してね。
然し、実際のひよどり越えなんちゅー場所は平家の陣から8㌔も離れてるし、背後の山でも・・・無い。
平家が海岸に陣を置いてた須磨裏の背後は鉄拐山があるから、道無き道を下ったのは其処でしょうな。其の山からチョイ西北にある須磨寺・・・。
須磨寺は源氏の大将源義経の陣地であったと伝えられてるのよね。
其処からチョイ南は海っ。
海沿いを西進したら平家の陣だけれど此れは別の源氏が西進中やね。
其処で西北に回り込んで鉄拐山頂からドッドッと攻めたわけ。
まあ諸説ありますが通説ちゅー事で・・・。
来ないと思った崖から義経軍が来るモノだから平家の軍勢は右往左往して海へ逃げますよね。
これまでと思った平敦盛、船に乗ろうと沖へ駆け出した所へ源氏の熊谷直実が来たわけ。
呼び止められて背中を見せるは武士の・・・・恥と。
詳しい事は『平家物語・一の谷の合戦』を見て頂戴な。
でっ。
紅顔の美少年の平敦盛が親父ほどの歳の直実に討たれるわけ。
討たれた敦盛の傍らに袋に入った・・・・笛。
此れが有名な『青葉の笛』やね。
知らんわ・・・言うアナタは出で行って頂戴なと・・・・・チョッと強気♪♪
其の青葉の笛と敦盛の首塚を祀ってるのが須磨寺。
さて。
余りにも若いから当初は見逃そうとした直実だけれど、背後に自軍が迫って来たから恰好が付きませんな。
戦の習わしでキッチリとケジメを付けたわけ・・・(>_<)
助命出来なかった事への何がしかは知りませんが・・・。
此の後、直実は仏門に入った・・・とか。
直実が居たと言う熊谷市。
日本一暑いの競争をしてる熊谷。
其の名を聞くと親近感が湧く神戸っ子でゴザイマス💛💛