心が揺れるとき、人は何を見るのでしょう![]()
いつもこのブログを読んでくださり、ありがとうございます![]()
ここでは、創造主からの贈り物であるバガヴァッド・ギーターの教えをできるだけやさしく、物語としてお届けしています![]()
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「聖典」と聞くと、少しむずかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、どうかむずかしく考えなくて大丈夫です![]()
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これは、遠い世界の特別な人のための言葉ではなく、
今を生きる私たち一人ひとりの心にも、そっと寄り添ってくれる教えです![]()
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初めてふれる方にも、物語を通して、主の愛のメッセージを感じていただけたら嬉しく思います。
今日もご一緒に、静かに耳をすませてまいりましょうね![]()
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― 神の詩が、そっと心に届くように ―
『物語で読む バガヴァッド・ギーター』
第1章アルジュナの苦悩(29節~31節 前半)
前回のおさらい![]()
前回は、第21節〜第28節を通して、アルジュナが戦場のただ中で、向かい合う人々の中に自分の愛する家族や親族、尊敬する人々の姿を見つけ、深く動揺していく場面を読みました。
戦う相手が、憎むべき敵ではなく、自分にとってかけがえのない存在だったとき、アルジュナの心は大きく揺れ始めます。
そしてその苦しみは、心の中だけではおさまらず、身体にまであらわれていきました。
今日は、その続きを読んでいきます![]()
アルジュナの苦しみは、身体にまであらわれた
アルジュナは、こう言います。
体のすみずみまで慄え、髪の毛は逆立ちます。
愛弓ガーンディーヴァは手から滑り落ち、全身の皮膚は燃えるようです。
大地に立っていることもできず、心はよろめき、気は狂いそうです 。
おおクリシュナよ、私には不吉な前兆しか見えません。
血縁の人々を殺して、いったい何の益があるのでしょうか。
わが愛するゴーヴィンダよ、私は勝利も、領土も、一族の繁栄も欲しくありません。
ここには、戦いを前にした一人の人間の、生々しい苦しみがそのまま描かれています。
手が震える。
口が渇く。
立っていられない。
心が乱れ、先のことも悪い方にしか見えない![]()
これは、特別な人の苦悩ではありません。
私たちもまた、人生の中で大きな不安や恐れにのみこまれそうになるとき、似たような状態になることがあります![]()
頭では何とかしようとしていても、心が追いつかない ![]()
平静でいたいのに、身体の方が先に悲鳴を上げてしまう![]()
アルジュナの姿は、そんな私たち自身の姿にも重なるのではないでしょうか![]()
「不吉な前兆しか見えない」とき、心の中では何が起きているのか![]()
アルジュナは「私には不吉な前兆しか見えません」と言いました![]()
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この言葉は、とても深い意味を持っているように思います。
なぜなら、人は心が恐れに支配されるとき、目の前の現実そのものよりも、
自分の内側の不安を通して世界を見るようになるからです![]()
古代インドの智慧は、繰り返しこう語っています
外の世界は、私たちの内なる意識のあり方と深く結びついているのだと![]()
心が静かであれば、同じ出来事の中にも光を見いだせる![]()
けれど、心が乱れているときには、まだ起きていないことまで不吉に感じられてしまう![]()
アルジュナが見ていた「不吉な前兆」は、ただ外側の現実だけではなく、
彼の内面の揺れが映し出されたものでもあったのかもしれません。
心と身体は、ひとつながり
古代インドの哲学書『ヨーガ・スートラ』でも、心が激しく揺れるとき、その乱れは必ず身体にも影響すると説かれています![]()
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つまり、苦しみは外側から一方的にやってくるものではなく、
自分の心の動きと深く結びついているということですね![]()
心が不安でいっぱいになると、呼吸は浅くなり、身体はこわばり、視野は狭くなっていきます![]()
反対に、心が落ち着くと、身体も少しずつやわらいでいきます![]()
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アルジュナの震える手は、ただの肉体の反応ではありませんでした。
それは、彼の心の中に起こっていた嵐そのものだったのです![]()
だからこそギーターは、外側の出来事を変える前に、まず内なる心を見つめることの大切さを教えてくれるのですね![]()
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私たちもまた、心がつくる世界の中で生きている![]()
おばあちゃんも、これまでの人生の中で、心の持ち方の大切さを何度も学ばせていただいてきました![]()
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人は、暗い思いに引っぱられてしまうと、自分でも気づかないうちに、物事を悪い方へ悪い方へと受け取ってしまうことがあります![]()
「何かが違う」と感じているのに、その違和感を見過ごしてしまう![]()
苦しいのに、その苦しさの中にとどまり続けてしまう![]()
不安な思いが重なると、言葉も思考も乱れ、自分でも「どうしてこんなふうになってしまうのだろう」と戸惑うことがあります![]()
けれど、そのような経験を通してこそ、あらためて気づかされることがあります![]()
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それは、
どんな思いを心に住まわせるかが、人生に大きく関わっているということです![]()
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だからこそ、祈ること![]()
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心を整えること![]()
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毎日の意識を大切にすること![]()
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その積み重ねが、少しずつ私たちの内側を変え、やがて見える世界まで変えていくのだと、おばあちゃんは感じています![]()
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この真理は、宗教をこえて語られてきた![]()
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「心が現実をつくる」という真理は、バガヴァッド・ギーターだけに見られるものではありません。
お釈迦さまも、キリストも、老子も、
それぞれの言葉で、人の心のあり方の大切さを語っています![]()
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時代も違う。
国も違う。
宗教も違う。
それでも、ほんとうに大切なところでは、同じ方向を指し示しているように感じられます![]()
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お釈迦さまは、苦しみは外側からやってくるだけのものではなく、自らの業、すなわち思い・言葉・行いの積み重ねと深く関係していることを説かれました。
キリスト教の教えの中にも、祈り、信じる心、執着を手放すことの大切さが語られています。
「求めよ、さらば与えられん」という言葉にも、意識の向きが人生に影響するという深い意味を感じます。
また、中国の古い智慧も、心が静まり、清らかであるとき、人は天地と調和して生きられることを教えています。
これほど多くの賢者たちが、同じ真理をさまざまな言葉で伝えてくださっている![]()
それはきっと、私たちにとって、とても大切なことだからなのでしょうね![]()
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苦しみも、喜びも、すべてが単に外から与えられるのではない![]()
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自分の心のあり方が、世界の見え方を変えていく![]()
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そう気づいたとき、人は初めて、本当の自由への扉の前に立つのかもしれません![]()
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「ゴーヴィンダよ」と呼ぶ、魂の祈り![]()
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この場面でアルジュナは、クリシュナを「ゴーヴィンダ」と呼びます。
「牛たちの主」という意味を持つ、愛情のこもった呼び名です![]()
苦しいとき、人は心の奥から、助けを求める名前を呼びます![]()
その呼びかけには、理屈ではない、魂のまっすぐな祈りが宿っています![]()
アルジュナもまた、恐れと苦しみの中で、ただ戦士としてではなく、一人の弱さを持つ人間として、クリシュナを呼んだのでしょう![]()
その姿は、どこか私たちの祈りにも似ているように思います。
どうしてよいかわからないとき。
心が折れそうなとき。
自分の力だけでは立ち上がれないとき。
そんなとき、人はようやく、本当に祈るのかもしれません![]()
そしてクリシュナは、その祈りを受け取りながら、まだ何も言いませんでした。
すぐに答えを与えるのではなく、アルジュナの心の言葉がすべて出し切られるまで、静かに待っていたのです![]()
その沈黙にもまた、深い慈悲があるように感じます![]()
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ここで学べること
この場面は、ただ「アルジュナが弱っている場面」ではありません。
ここには、私たちが生きるうえでとても大切なことが示されています。
人は、心が乱れると、世界までも乱れて見えてしまうこと![]()
不安に支配されると、まだ起こっていないことまで恐れてしまうこと![]()
そして、そんなときこそ、自分の内側を見つめる必要があること![]()
ギーターは、ただ戦場の物語を語っているのではなく、
私たち一人ひとりの心の戦いを照らしてくれています![]()
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アルジュナの苦悩は、私たちの苦悩でもあります。
だからこそ、この物語は何千年も読み継がれてきたのでしょうね![]()
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原文:田中嫺玉訳『神の詩 バガヴァッド・ギーター』第一章「アルジュナの苦悩」第29節〜第31節
〔二九〕
体のすみずみまで慄え
髪の毛は逆立ち
愛弓ガーンディーヴァは手から滑り落ち
全身の皮膚は燃えるようです
〔三〇〕
大地に立っていることもできず
心はよろめき 気は狂いそう……
おおクリシュナよ
私には不吉な前兆しか見えません
〔三一〕
血縁の人々を殺して
いったい何の益があるのでしょうか
わが愛するクリシュナよ
私は勝利も領土と一族の繁栄も欲しくない
(続きは後半へ)
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます![]()
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アルジュナの苦しみは、とても深く、切実なものです。
けれどその苦しみの中にこそ、これから開かれていく大きな教えの入口があります。
私たちもまた、人生の中で迷い、恐れ、立ち止まることがあります
でもそんなときこそ、心の声に耳をすませ、静かに自分の内側を見つめていくことが大切なのかもしれませんね
次回も、アルジュナの言葉はさらに続いていきます。
またご一緒に、少しずつ学ばせていただきましょうね。
また続きを読みに来ていただけたら嬉しいです。
ナターシャおばあちゃん![]()
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バガヴァッド・ギーターとは
バガヴァッド・ギーターは、インドの聖典として長く読み継がれてきた「神の詩」です。
クリシュナが弟子アルジュナに、魂の真理、人生の務め、そして宇宙の法を語る、深い智慧の書として知られています。
読み進めるほどに、私たちは目の前の一時的な出来事だけではなく、
もっと深い魂の視点から現実を見つめることの大切さを教えられます。
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お知らせ![]()
ONEコミュニティでは、タイムウエーバーという意識情報を読み解き、願望実現をサポートしてくれる量子場調整ツールシステムがあります。
タイムウエーバーは潜在意識をクリーニングし、意識を平和、至福、歓喜へと変え、現実を変えていく凄い量子場調整システムです。
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