久しぶりに宮藤官九郎の世界を堪能した。最初から最後までネタのオンパレード。映画なので、役者がツッコむしかないのだが、時折視聴しているこちらがツッコまなければならないのがクドカンの世界。しかも、わかりやすいくらいしっかりボケをかましてくる。

 

で、多分宮藤官九郎の世界が合わない人っていうのはこのツッコミができない人に多い。のかもしれない。

 

若くして死んだ高校生が生き返るためにあーだこーだする話。輪廻転生があったり六道があったりしてなかなかうまくいかない。ふざけてるようでこの辺のルールはしっかり守る。しっかり守るところが宮藤官九郎の素晴らしいところだと思う。それをテレビに出てる時とかは一切出さないところがこれまた憎たらしいほどに素晴らしい。

 

「死ぬ」ということがテーマにあるとコメディ映画であろうとも「死」というものを考えさせられる。人間が死ぬとどうなるのか、大切な人が死んでしまった後はどうなるのか、映画が終わってからいろんなことを考える。映画の時間はそんなことを考えずにただただ笑っていたい。


なにより長瀬君のジャニーズらしからぬところを存分に引き出されているのが良かったし、音楽も向井秀徳らしさ全開だし言うことなかった。映画館でみるほどでもないけれど、ばかばかしさと無駄な贅沢で見たほうがいい映画。


また疲れた時に見たい。