むかしむかし、そのまた昔、大学生から社会人になった時、小さな印刷会社に就職した。


当時、バブルが崩壊し、今で言うロストジェネレーション、失われた10年とか言われていた時代。
就職氷河期である。


就職フェアなんていうところに行くと、そりゃ山ほど会社なんて存在しているわけで、それなりに求人募集はある。あるのだけれど、すんなりどこでもいいから採用してよーなんていう事にもならず、向こうも向こうで厳選する。そりゃそうだ。


4年生の卒業を間近に控えた年末、たまたま面接も終わって採用枠も満タンだっていうにも関わらず、僕の根拠なき熱意を感じ取ってくれたのか面接をして、その場で採用を言い渡してくれた印刷会社。


制作でも、営業でもなく、業務部というようわからん部署であれこれと学んだ。学んだ事は役に立つこともたくさんあったけれど、バブル期に入社して仕事もろくにできない人間が部長という肩書きの元でだらだらと生産性の低い作業のような仕事をその日暮らしのようにこなしているのも直接見てきた。


あの時、もう少し印刷物に対して真剣に向き合ってたら、ちょっとくらい今とは違う状況だったかもしれないなあ。


僕は印刷会社に居たけれど、ウェブばっかり触ってたし、ウェブの営業ばっかりしてた。同期で入った男がとても知識豊富で、僕は彼の背中をいつも追いかけていたような気がする。


で、当時からウェブばっかりしていたので、相変わらずウェブのことばかりしている。


いま、新しいウェブサービスを始めようと計画していて、アイデア勝負サービスなので、もう少ししないと公開できないのだが、そのロゴを考える必要がある。


ドメインをすでに取得していたのだが、ロゴを考えていると、まったく異なる文字列で素敵な響きを見つけてしまう。


ドメインはこのまま捨てドメインでもいいが、ロゴを仕上げなければならない。
鉄は熱いうちに打てというが、ロゴなどの印象的なもの、イメージ的なものもじっくり時間をかければかけるほど最初のラフ案を越えられなくなってしまう。



ああ、利用規約も作らねば。