殺人鬼フジコの衝動の作家、真梨幸子作品。

短編連作。

短編としても楽しめるが、全体を通して読むと大きな一つのストーリーになってる。なんつーか、こういうスタイルの小説は読みやすいので好きだ。

強烈に個性あふれる人物像
勝手な思い込みによる暴走
これでもかと続く人格破壊

フジコの時も思ったが、気分を害する人もいるだろうな。ぼくもフジコを読みはじめた時はなんていう気分の悪くなる小説なんだと思った。今回は短編仕立てなので読みやすいが、登場人物が複雑に絡みあうので途中でややこしくなりかける。

ま、この手の小説は人の好き嫌いがはっきりする部分だろうが、個人的には結構楽しめた。


ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA) [文庫]
4150310513