年末はやっぱり忙しい。師匠も走るくらいだもんなー。

なんとなく年末だなあっていう意識があるからか、仕事を終えて帰る電車だったり、駅からの帰り道だったり、歩いている人たちもなんだか家路を急いでいるような風に見え、そこかしこで年末の空気感を感じられる。

クリスマスを終えた百貨店も注連縄を飾り付けられ、近所のスーパーでも鏡餅がやまのように積まれていたりする。

うちの仕事場なんかはボク一人で気楽なもんだからあんまり年末年始っていう飾り付けはしないのだけれど、毎年鏡餅だけは置いている。

というのも、我が家では、昔から29日の晩から30日の夜明けにかけて餅つきをするのである。小さい頃の記憶では、家の離れで餅米を蒸して、餅つきをしていた気がするのだが、ある時期から餅つき機を使ってほぼ自動でお餅ができあがるので、後は丸めるだけである。時々つまみぐいで餅を飲んだり、あんこ餅を食べたり、妙に変なカタチに仕上げてみたりする。

熱い熱いと言いながら、餅を丸める行事。その時に自分の会社なり、一人暮らしの僕の家なりに置く鏡餅を作っている。自分でお餅を作って、自分で飾るというのは小さい頃から自然に我が家の習わしのようなものである。

でもって、この29日の夜中のモチ丸めるイベントをしながら年末をようやく感じるようになる。