相変わらずの終電三昧。疲れてるとはいえ、この終電っていうのも様々な人間がいるので、観察していてとても楽しい。


人間観察を趣味にしている人っていうのは割りと多い気がする。ぼくも人間観察するのは好きなんだけれど、どちらかというと分析に近い。例えば顔を観たら、その顔から醸し出す雰囲気と空気とまあなんじゃかんじゃを分析して、今までに出会った人や見た事のある印象的な人とかの括りに分類していくような感じ。


当たってるかどうかは知らないが…。


今日、僕と同じ駅で降りた男の話である。


最終電車を降りて、駅の階段を降りていく後ろ姿がとてもおかしい。なんかピョコピョコと飛び跳ねているような感じ。左右に揺れたりもしている気がする。


彼の何がおかしいのかを理解するのに時間はかからなかった。


どう見ても靴が大きいのだ。靴が大き過ぎて歩くたびにかかとがスポンスポンとなってしまい、それを庇いながら歩くもんだからどうしても左右に揺れてみたり、スライドが大きくなってしまっている。


昔、スニーカーが流行った時、自分のジャストサイズが売り切れてしまっていたりしたら、しょうがなく1センチとか大きくても妥協して履いていた時がある。


しかし、彼の履いている靴は普通にあちこちで売られているスニーカーである。あちこちで売られているスニーカーってことは、サイズが無くてもどこかでジャストサイズを手に入れることだって出来る。


ピョコピョコと僕の前を歩いている姿はどう考えてもおかしい。なぜ彼はそないにでかいスニーカーを履かねばならない必要があったのだろうか。



答えは全く判らない。そして知りたくてたまらない事も無い。



最終電車にはいろんな人がいる。
明日もおかしな人に出会えますように。