転職を本気で考えている知り合いのために、僕のまわりで誰か居ないかと探してみたら、ほんと身近なところで雇っても良いよなんてうれしい事を申し出てくれた方が居た。

随分前から知り合いのその方は、僕よりも一回り以上年配で、僕が困り果てているときにも話を聞いてくれたり、アドバイスをしてくれたり、またうれしい事にちょっとしたお仕事を依頼してくれたりするような、本当にいい人。

転職しようかなと悩んでいる人も、仕事の出来具合とかはあんまり知らないんだけど、それなりに付き合いも長くて、仕事での人柄とかはなんとなく判る。個人的な付き合いがあるわけじゃないので、プライベートは知らないけれど、まあ、仕事以外の部分は本質として関係無いと思っている。

で、つい昨日の話、とある焼き肉屋で3人でご飯を食べながら会談。お互いどこかぎこちない気もするが、間に立つ人間として、あーだこーだと話を振ったりしてみた。まあ、聞きにくい事とかは後で聞けば良いし、それ以外のその人の仕事に対する考え方とか、立場とかそういう部分が掴めたらいいかなあと。

ただ、僕は仕事案内人でもなんでもないので、その先のことはどうなるか知らない。雇うって言ってたけど雇えなくなることだって世の中の情勢とかそういう部分では起こりうるだろうし、働きたいって言ってたけど、何らかの事情で働けないかもしれない。

大きい会社だったら、いろんな福利厚生やらが充実してたり、労働環境がすばらしかったりするけれど、そういうのを中小企業に求めるのは間違えている。だからといって中小企業が良くないのではなく、やはりそれだけいろんな事を身近な場所で体験できることは将来の自分にとってはプラスに働く事も多い。


とまあ、考えてみると、将来、自分がどういう立場の人間になりたいのかが大事なのだろうと思う。自分でお店を持ちたい。とか自分で会社を興したいというのなら小さい会社で商売の基本から経理や事務的な仕事を身につけるほうがいいだろうし、将来なんらかの専門家になりたいのなら、大きい会社で働いて追求していくのもいいだろう。

要するに、その先になにを見るかによって大きく変わってくる。


僕は小さい会社を転々としたけれど、結局自分で会社を創る事になった。創った当時は経理のこともわからなかったし、商品やサービスの流れもそれほど知ってた訳でもない。おかげで設立後に思い切り苦労を繰り返しているけれど、知らないことを知らんといって聞く事を恥ずかしく思わないし、何より、たくさん学ぶ事ができて、飽きない日々を過ごせていることが大きい。

とはいえそろそろ少しだけでも会社を大きくしたいとは思うが、一緒に大きくしていこうって思ってくれるような人間、言うなれば今の苦労は後々のハッピーになるのなら一緒にやりましょうとかって言ってくれるような人間が居たらうれしいが、それはやっぱりなかなか居ない。ここを読んでくれている人でそういう方がいらっしゃればとさえ思う。

いつかそんな奇特な方が出てくるまで、もう少し自分一人でちまちまと死にものぐるいで働かねばならない。