「馬」と「豚」のうち、どちらを育てた方が儲かるでしょうか?

「馬」・・・子馬の仕入れ値  5万円
      ひと月の飼育代  3千円
      飼育期間     2年
      売上額     25万円

「豚」・・・子豚の仕入れ値  1万円
      ひと月の資料代  1千円
      飼育期間     1年
      売上額      4万円


普通に考えれば「馬」が有利。

「馬」の粗利 25万円-(5万円+3千円×24ヶ月)=12万8千円
「豚」の粗利  4万円-(1万円+1千円×12ヶ月)= 1万8千円

「馬」は「豚」よりも桁違いに儲ける。

ところが、上記の考え方には「時間軸」が入っていない。そこで、「時間軸」を組み入れて考えてみる。

子馬1頭を仕入れる値段で子豚は5頭買える。子馬から大人の馬に育てるまでに2年かかるが、豚は1年なので2年もあれば2回育てることができる。

つまり、

「馬」並みの規模で飼育しようと思うのなら、豚は10倍(5頭×2年)飼えることができる。


そうなると最初のパッとした感じとはすっかり異なってくる事が判る。


「豚」の粗利は1万8千円×10倍で18万円となり「馬」の12万8千円よりも5万2千円儲けることになる。


つまり、倉庫に長く寝かせてロット数を大きくしても、それだけ時間をかけることになるから、一概にロット数を大きくすればよいというわけではなくなるわけである。