しかし年とったおっさんってのはどうしてこんなにマナーを知らんのだろう。


世間一般的なのか僕の感じ方だけかどうかわからんが、

マナー悪い=大阪のおばはん
マナーマシ=そこらへんのおっさん

みたいなのがあるような気がする。でも実際は、おばはんもおっさんもどっちもマナー悪い。では、どちらが残念かと言うと、これはどう考えてもおっさんのほうが残念である。


仮にも高度経済成長期を支えてきたであろうおっさんたちっていうのは、社会の荒波にもまれにもまれまくって、上司からの命令には逆らえず、部下からの突き上げにも耐えてきたような人たちであって、それはそれはたくさんの苦労をしていたはずなのである。


つまり、社会のマナーというものを自然と身につけているのが当然であって、その後ろ姿を見る僕たち下の世代からすれば模範であってしかるべきなのである。


それがどうだ、この体たらくは。残念すぎてしょうがない。




電車を降りてエスカレーターに乗るも、右も左もわからんような立ち位置でえらそうに立ち止まってるおっさんの後ろ姿には哀愁どころか、邪魔者以外の何者でもないオーラがたちこめてた。


とりあえず、ヒトコトだけ言ってやった。


「おっちゃん、邪魔やで!」



びっくりした顔してるが、おっさんは端に退いてくれた。多分、あのおっさん、明日になったら忘れてるんだろうなあ。もしかしたら帰りの時間くらいにはもう忘れてるかもしれない。

誰もくたびれたおっさんなんて見とうないのに、彼らは勝手にくたびれて行きやがる。