TWOTOM ストーリー vol - 1 インタビュー | PARIS INNOVATION STORY

PARIS INNOVATION STORY

Paristreeはパリに関わりのあるクリエーターの方々に
お話を伺います。

お待たせ致しました。令和時代の新生Paris Tree 

パリに関わりのあるクリエーターの方々にお話を伺います。

今回は現在ロサンゼルス在住でアーティストの

TWOTOM さんです。

 

 

4年前までパリ在住で、デザイナーだった頃の出来事や、

幼少期に影響を受けた人物について語って頂きました。

佐賀県出身のマジカル根アカ少年の

ヴィヴィットな感性の秘密を探って行きます。

 

 

 

TWOTOM  

1976年生まれ 佐賀県出身

ロサンゼルス在住

アーティスト/  housewife ( 専業主夫) 

 

人生最初のインフルエンサー

 

 

 

 

Paris Tree   

人生最初に影響された人は誰ですか?

 

Twotom   

中2に時にジェームスディーンにはまりました。 外国人の顔が好きすぎて。。

リーヴァイスのジェームスディーンのポスターを見てカッコいいと思いました。

不良っぽいのがカッコよかったし、それが外国への憧れのキッカケに。

   

 

Paristree  

実際は不良だったのですか?

 

Twotom  

不良ではなかったです。でも不良とは仲良くしてたし、不良の子に好かれたし、

でも煙草は吸っていませんでした。いつもアウトサイダーな人に憧れていました。

だからジェームスディーンがシンボルというか、わかりやすくて影響されました。

それが14歳のとき。

 

Paristree  

それ以前は?

 

Twotom  

小学校の時は自分が何が好きかわからなかったです。

 

 

 

 

 

 

自分のセクシャリティーへの気付き

そして生徒120人の前で

中森明菜のTATTOOを踊る

 

 

 

 

 

 

 

Twotom  

小学校4年まで女の子としか遊んでなくて、 

( 姉が2人いる )お姉ちゃんの影響ではなくてオカマとかそうゆう認識もなくて、

ただ女の子と遊んでいるのが楽しかった。アレ? 男の子なのに女の子としか

遊んでないな、と気付いたのが少5の時。オカマって周りから言われ出したのが

小4、5ぐらいの時。そう言われて傷ついたけど、 小5から普通に男の子とも

遊ぶようになりました。 学校でしか友達とは遊ばず、家では一人でテレビを見ていました。

お笑い番組が大好きでお笑い芸人が大好きで、お笑いの人になりたいと思っていました。

 

Paristree 

お笑い芸人のどこに惹かれたのですか?

 

Twotom    

みんなを楽しませて、面白い存在感がいいなと思いました。

 

Paristree 

学校の友達の中では、みんなを楽しませるポジションだったのですか?

 

Twotom 

はい、小6の初めてのお泊りの修学旅行の出し物会で

各クラス出し物を発表した時クラス代表で学年全生徒120人の前で、

中森明菜ちゃんの TATTOOの曲に合わせて口パクで一人で踊りました。

それが受けて1位になって。みんな誰もクラス代表をやりたがらなかったので、

え、俺、明菜ちゃん踊りたいですっ て先生にいって。

 

Paristree 

それが人前での初めてのパフォーマンスですか?

 

Twotom    

はい、そうですね。その時気持ちいいと思いました。

明菜ちゃんの口パク皆笑ってくれたし、みんなが、

いえーい、コイツオモローっていってくれて。でも外見がこんな感じだったし、

女の子としか遊んでいなくて。オカマ扱いされていた時期もあって嫌だなって

思いながらみんなの前で明菜ちゃんを踊りたいっていう変な子でね。。

色々言われて傷つきながらも結構楽しんでいました 笑 笑 

根が明るかったから 笑 笑 

 

Paristree 

根アカだった 

 

 

 

Twotom 

でも肌のことを言われたり、自分だけなんで人と違うんだろうっていうことで

傷ついていました。地元の学校は保育園、小中学ずっと生徒が一緒。

3、4歳ぐらいから知っている子もいる。

 

Paristree 

一緒に成長する

 

Twotom    

15歳までね。でも隣町にいったらいつも知らない子たちばかりだから

緊張しました。あの子何、みたいな。。。