(アセンデッドマスター在原業平さんのメッセージ)
私が暮らしていた1000年以上前の話です。
私たちは方位を気にし、まじないや、物忌みや、みそぎなどで災いを避けてきました。
それをしっかり行うことが、高貴なものの務めでした。
陰陽師が占ったとおりの行動をしましたので、
何をするにも物ごとがスムースに運びませんでした。
そして昔は、
神仏の力で誰かを呪い、亡き者にしようということをやり、
呪われそうな人物は、それを守るために結界を張ったりしました。
もう、お気づきでしょうが、
神仏は人を呪ったり、結界を張ったりしません。
すべては人の都合です。
人の念でそのようなことをやろうとしてきたのです。
人の念は小さいので神仏の名を借り大きく見せたのですが、
はたして人の念というのは誰かを不幸にするような強力なものなのでしょうか?
誰かを呪ったり、嫌なことを言ったり、
もしそれが相手に届けば、相手は嫌な気持ちになりますね。
今の時代、SNSなどでは、数の力を頼り、
人の思いもわかりやすくなっています。
もしそれが「魔」と呼べるものならば、
大きな力を与えてはいけません。
それに対して、まじないや結界で備えたとしても、
あまり効果がないことがわかるでしょう。
今この時にあわせた、新しい心構えややり方が必要なのです。