思いやりのある行動をしましょう
相手に共感したコミュニケーションをとったり、
相手の立場を考えて柔軟に対応したり
みんながそのように行動すればいいよね~
そうすれば波動が上がって、
レムリアの世界になるよね~
それがスピリチュアルな愛の世界
な~んて、言っちゃって
・・・・・・・
・・・・・・・
それはそうなのかもしれないけど、
・・・・・・・
でも、
そういうことができない人がいます。
そのような、いわゆる思いやりあるようなことが
普通にできればいいのだけど
できない人もいます
(批判しようとして書いているのではありません。)
そもそも共感性が低かったり、想像力がなかったり、こだわりがあったり、
発達障害とか、病気とか、
自分のことしかわからないとか、
今を何とか乗り切ることで精いっぱい。
”思いやり”などと言ってる場合ではない、ことがあります。
そういう場合には「思いやり」なんてくそくらえ・・・・
くそくらえは言い過ぎか~~~
でも、なんか、
「思いやり」って、
いい子ちゃんの言葉に聞こえる時もあります。
私の息子は発達障害で思いやりなどありません、
特に私に対して。
(大雑把に発達障害と言ってますが、発達障害にはいろいろな特性があります)
自分が育てた子供だから、
周りの人を愛する自慢の息子になる・・・
なんて思っていたら、
ひどい仕打ち、自分勝手、悪魔の言葉、
まるでヤツは最低の人間!
のように思えるいろいろな出来事。
でも、発達障害などの特性を勉強すれば、
「まあしょうがないな」と思います。
でも、数々の仕打ちには傷つきます。
定型発達(=普通)の私は、
ごく自然に、普通に、人に共感できるので、
発達障害の人の世界がわかりません。
そういうことがとても困難ということなのですが、それが実感としてわかりません。
色々な困難を持ってる人がいます。
このような本も前に読みました。
こちらでは、そもそもいろいろな事象を理解することが困難なのではという話でした。
でも、
思いやりのない言葉を浴びせられると・・・
シンプルに傷つくわ~
わかっていても傷つくわ~
私ばかり、際限なく我慢してるような気がするわ~
「カサンドラ症候群」などという言葉がありますが、
これは発達障害の人の配偶者等が本人とのコミュニケーションの中で、
「え~、どうして~、もう、いや~」と鬱になってしまうことです。
私は親の立場ですが、
「わかる、わかる。本当にひどいことされるのよね」と思います。
こちらが定型のために、
当事者本人にも共感性、思いやりなどを求めてしまいます。
「普通はこういうふうに考えるでしょ」、
「それをやらないって、なんてひどい人なの」、
「こちらのこともわかってよ」、
なんて思ってしまいます。
“普通”なんて言ったらいけないんだけど、つい考えてしまいます。
私は「親」という立場なので、
長く生きてきたし、経験もあるし、
勉強したり、周りと比べたり、人の話を聞いたりできるけど、
もし、親と子が逆転したらどうなんだろう?
という疑問が出てきました。
親が毒親で子供の頃から苦労したなどという話をよく聞きますが、
もし子が定型で、親が発達障害だとしたら?
そのような場面になったら
「子」 という立場で
発達の親と向き合うのは大変すぎるだろ?
なので、このような本を読んでみました。
精神科医でYouTubeで有名な益田裕介先生の本です
子どもは逃げることができないし、
何が起こっているのかわからないので、
大変すぎるよ。
とっても傷ついたと思います。
この本では、
親が発達障害というパターンだけではなく、
様々な障害や、病気、貧困、その他いろいろな困難を抱えていたかもというところを解説しています。
そのような親は毒親と呼ばれるかもしれないけれど、
毒親だって、いろいろな理由で仕方がなかったのかもしれない、とも思います。
もし今、あなたに子供時代のトラウマが残っているとしたら、
それは親のせいなのかもしれません。
わけのわからない不安とか、
自己肯定感の低さとか、
頑なな価値観にとらわれているなどの、
そのような生きづらさがあるなら、
へんなスピリチュアルより、こちらの本の方がお勧めです。