温暖化、温暖化、と言われていますが、

本当に温暖化するのかしら。

 

皆さんはどう思います?

 

IPCCの予測では、

今世紀末には、地球の平均気温は5,7度上昇する、とな!

 

 

 

これから温暖化するかどうか

それはわからないですが、

(いや、IPCCはするって言ってる!)

 

でも最近、気候が安定しなくなってきた感じがありますね。

 

 

 

 

 

 

「人類と気候の10万年史」を読みました。

 

 

今から1万1600年前に直近の氷河期が終わり、

そこから、地球は今の温暖で安定した気候になったようです。

 

地球は10万年のリズムで

氷期と温暖期を繰り返しているそうです。

 

今は温暖期。

今までの周期で氷期と温暖期を繰り返すならば、

そろそろ氷期に突入だ!

 

 

 

これからどうなる??
というのは予測できない

のですが、

 

 

 

過去の地球の気温の変化を調べたのが、この本です。

 

 

ここでは、福井県の水月湖の底からボーリングで採取した土の分析から、過去の気温をグラフにしています。

 

もう、グラフ見ているだけでも面白かったです!爆  笑

いろいろな考え方も面白かった!爆  笑

 

 

水月湖のような、ある条件の整った湖の湖底は、

過去の堆積物が積み重なってシマシマになっています。

1年に1シマ出来ます。

 

それを年縞と呼ぶそうです。

 

その堆積物から花粉を調べると、

植生からその年代のそこの気温がわかるようです。

 

 

年縞を採取して調査するのは、今、色々な場所でやってるようです

 

 

 

過去数千万年分とか、過去100万年分の気温のグラフ、

など、よく目にするグラフは

実はあれは大雑把で、

 

「今より温暖だった時もあるようだね」とか、

 

ギザギザしているから、「ははーん、10万年周期なのね」ぐらいしか、わからないけど、

 

 

水月湖のグラフだと、

細かいのでとってもよくわかります。

それで重要なのが、

 

「氷期が終わってからは、気候がすごく安定してる」

 

 

もし、過去の地球の気温の変動に規則性があるなら、

これから先のことも予測できるかもしれない。

 

それは地球の歳差運動とか、

ミランコビッチ理論とか、

もう色々です。

 

 

でも、はたして本当に未来予測ができるのだろうか?

色々な可能性、考え方も示唆してくれます。

 

「気温の変化と人類の関わり」にも、言及されているので、

私も色々考えてしまいました。

 

 

 

 

水月湖の資料は15万年分あるそうです。

 

氷期は、寒くて不安定な気候。

 

1万1600年前に氷期が終わってからは、

温暖で、とても安定した気候。

 

それなので人類が地球上に繁栄できたのかなはてなマーク

 

 

とにかく、

あと何年?

100年?

千年?

1万年?も経過したならば、

 

安定的な気候であるとは思えません。

 

 

過去を知って、傾向を見るのは重要だと思いました。

 

 

今日のUFO雲(クラウドシップ)

 

 

ブログにお付き合いいただきありがとうございました