福利厚生については、以前「カフェテリアプラン」を紹介しましたが、今日は「健康保険組合(健保)」について。
健康保険組合とは、簡単にいえば保険証を発行しているところです。
保険証は代表的なものとしては、自治体が発行している「国民健康保険」、社会保険庁が管轄している「政府管掌健康保険」と企業や業界などが設立した健康保険組合が発行する「組合健康保険」などに分かれます。
これらの話は、複雑ですし、地味であまりなじみのないことかもしれませんが、結構大事なものです。
健康保険組合とは、社会保険庁にかわって保険証を発行するなどの保険事業を代行するもので、大企業や同業界の企業が集まって作ります。
会社は従業員を健康保険(いわゆる社会保険)に加入させなければならず、社会保険庁が決めた保険料を会社・従業員が折半します。
企業が健保組合を作っていたり、業界の企業が集まって作る健保組合の場合は基準となる範囲の内で独自に保険料を決めることができます。保険料とともに、会社の負担割合もそれぞれの会社によっていろいろあります。
独自に保険料を決めますので、保険料の金額を比べてみると、健保組合のほうがやはり安くなります。
代表的な健保組合の保険料と通常の社会保険のものを比べてみると、どうでしょう?(標準報酬月額20万円の場合)
政府管掌(社会保険)8200円
トヨタ健保 3900円、ソニー健保 4640円、松下健保 5320円、日立健保 5500円
この比較で一番保険料が安いトヨタ健保は、半分以下の金額です。これが毎月ですから、年間4、5万は変わります。そして、年収があがったり、扶養家族が増えれば、保険料も上がりますので、将来的にその差はもっと大きくなるでしょう。
健保組合のメリットは保険料だだけでなく、さまざまな保険事業が提供されます。たとえば、人間ドックの検診料の補助や薬の配布、格安でスポーツクラブを使えたり・・・財政が豊かであるほど、さまざまな恩恵を受けることができます。
保険料は当たり前に毎月天引きされますし、厚生年金やその他いろいろと社会保険料の名目で引かれていき、複雑さとあいまって、よく考えませんが、改めて考えると以外に大きなものです。会社選びのポイントのひとつに「健保組合」も加えてみてください。
加入者数の多い健保組合は独自にホームページを持っていますので、参考までに覗いてみてはいかがですか。
ちなみに、健康保険身組合の財政の豊かな要素としては、加入者数が多い、加入者の平均年齢が若い、母体企業が儲かっているなどが全部そろうとかなり財政的には豊かではないでしょうか。