「実績」は信用できない | 現役課長が気づいた『間違えない会社選び』

現役課長が気づいた『間違えない会社選び』

会社案内では見えない会社の考えを見抜くポイントを紹介します。会社は何を考えているのか?

間違えない、失敗しない会社選びのポイントを会社側の視点から暴露しちゃいましょうか!

入社してからの「こんなはずじゃなかった」の撲滅を目指して!!

求人案内、会社説明会などで様々な「実績」が紹介されます。
今日は、「実績」は信用できないということについて。

「実績」は“実際に現れた成績”との意味であるため、真実ではある。

が、しかし、信用してはいけない。なぜか?


求人案内の中で使われている一例として、「賞与実績」がある。

昨年度の実績というようなことで記載されている場合が多い。しかし、賞与は会社の収益・利益の分配という意味が含まれており、利益が大きく上がっているときは、たくさん賞与が出るという会社が多い。

逆に利益があがらない(あるいは、赤字)場合は、賞与がほとんど出なかったり、まったく出ない場合もある。

このような、賞与の性質を考えた場合、果たして、実績にどんな意味があるのだろうか?

(同じ利益が出るという裏づけがあれば別ではあるが・・・)


また、賞与と同じく、求人案内で多く使われているモノに、「実在者の一例」という“実績”がある。

営業の成果に応じた、歩合給を採用している会社に多く見られる。

就職支援サイトの求人案内や求人概要を見ていても「固定22万+歩合」といった表記がなされていますし、「27歳営業主任 固定25万+歩合50万(売上げ500万×10%)」といったモノがあります。

不動産関係やIT・システム関係の営業職によく見られます。



この2つの例を考えると、実績は実際にあった実例ではあるものの、必ずしも同じようにもらえるわけでなく、あくまでも「参考例」に過ぎないと思っておくのが無難である。

では、何を信用すればいいのか?


賞与であれば「仕組み」すなわち、計算方法を知ることで、会社の業績の変動やブレがどの程度個人の賞与に影響を与えるかがわかるため、想像がしやすくなる。


歩合の例であれば「割合」を知ることである。何人くらいの人が「いくら」もらっているのかを知ることで、仕事や高額歩合をもらうための難度の想像がしやすくなる。


「実績」は信用できない。「実績」には気をつけろ!!お分かりになりましたか?