「選択を正解に」


こんにちは!るんからバトンを受け取りました、りあです!
後輩と仲が良く、コミュニケーションの取り方は尊敬です。るんの明るくて、何でも受け入れてくれるような人柄があってこそだなぁとつくづく思います。




いよいよブログも終盤になってきましたね!
何を書こうか迷って、
みんなに伝えたいこと?学んだこと?と思ったのですが
そういう大切なことって既にみんなのブログに全て載っているので
私は自分の経験をつらつらと書きたいと思います(笑)



大したことは書いてないので好きに読み飛ばしてください(笑)






振り返ると
価値観ががらっと変わった4年間でした。
大変だなぁと思うことの方が大きかったけど、この瞬間のためにあの時期があったんだ…!って

心動かされる体験を何度もした、
自分達でその瞬間を掴んだっていえる4年間でした。



思ってることを表現するのが大の苦手なので、
変な文章になっちゃいますが自分なりに4年間を振り返ってみようと思います。ぜひお付き合いください(笑)







価値観が変わったと最初に書かせてもらいました。

具体的に言うと、

「自分主体」から「チーム主体」

に変わりました。




何を当たり前なことを!って思われるかもしれませんが、コミュ障の自分にとっては大きな変化です。(笑)





きっかけは、1年生11月の脳出血。
「チームの中の自分」を考えるようになった経験です。

開頭手術なんかもしてラクロスから離れた時期がありました。

それまでは自分が上手くなるのに周りなんて見てなくて

自分から声を掛けるのも苦手だし…

「一緒にビフォーアフターしてください!」すらちきって言えなかった自分…

とにかく小心者でラクロスも楽しい…かと言われるとまぁそれなりに…

という気持ちでした。つまり、本気じゃなかったんですね。今考えると無駄な時間だったなぁと後悔しています。


手術と入院で
チームから離れてみて思ったことは、


自分の存在価値ってなんだろう?ということ。


周りに比べてラクロスが上手でもなれけば、技術外でも良い影響を及ぼしてない

いてもいなくても変わらない奴が1人いなくなっただけ。
それは最初からいないも同然でした。



そんな現実的なことも考えつつ、当時の私はそこでスイッチが入りました。


日常生活だってまだできてないけど!
(当時、病院のベッドに寝たきり(笑))
0でもなくマイナスからのスタートだけど!
何もできないということは、裏を返せばなんでもできるじゃん!


と。なぜそこでポジティブになれるんだ、って思いますよね。私も思います(笑)



けど、
まだまだ腐る場面じゃないよ!これからこれから!
って思って女ラクに戻る選択をした自分に拍手を送りたいです。


そこからの日々はすごい楽しかった。
何が楽しかったかというと



みんなのラクロスとか考えを吸収するのが
課題と向き合って成長していく同期の姿を見るのが
先輩の上手なプレーを間近で見るのが
(間近で吸収できるのはリハビリ中の特権です🤭)






初めて、「チームの中の自分」を意識するようになりました。
チームの代表として戦えるようになるには私はどのポジションだろう?
何を強みにしていこう?
そのためにはどんな行動が必要?





今の自分に何が出来るのか考えた結果、頑張ろうと思ったのは片手キープと理解。




それからは練習時間、
目はコートに張り付けて、とにかくずっと下キープをしてました。
最初は全然できなくて萎えてた時もあったけど
2ヶ月経った辺りから、上手くいくようになって成長を感じることがとても楽しかったです。

理解も、
「なんで?」って思ったことはすぐ聞きに行って
ラクロスを知れば知るほど奥が深くて面白くて
コミュニケーションも自然と増えていきました



プレーの一つひとつに理由があって
その積み重ねが結果に繋がっていくのが面白かったです。




復帰の目処もたっていなくて
運動機能を調整する部位だったので
激しい運動をすると後遺症が出てくるかもという不安もありましたが



本当に練習になんも入ってないのに
同期には「3年でリーグ出られると思ってる」って本気で言ってました(笑)




結果、3年でリーグ出場!
根拠のない自信でも、信じてやってきてよかった!
この期間があったからこそ、ラクロスやチームの魅力に気づいて頑張ろうと思えました。


GBとインターが強みだよね、って言ってもらえるようになったのもこの期間があってこそです。



自分にとっては、
学びがたくさんあった経験でした。





チームで1番リーグ出場からは遠い存在だったけど


自分が上手くなりたい!っていう気持ちとか
チームに貢献したい!っていう気持ちに

今の立場は全く関係ない、と思います。
その立場だったから見えていた景色も感じていた事も
全てが未来の自分の糧になっていくから




諦めないで、自分の選択を正解にできるように毎日を過ごしていって欲しいなと思います。





(リハビリ期、28期ノルさんからキープ学び中)





そして、4年。
私のラクロスの主語が全部「チーム」になりました。



このチームで1番長くラクロスをするために、成長するために日本一を獲る。攻撃の起点となるDFをつくる。
この気持ちが今年の私の原動力でした。




「チーム主語」で物事を見ると全てが自分のものになるんです。
頑張ってるみんなの様子も
今何で伸び悩んでるな、とか
あれを強みにしたいんだな、とか
チームが良い方向に進んでく選択はなにかな、とか。


みんなの頑張りが自分のモチベにもなったし
この仲間と日本一をとりたい、みんなで喜びたい

と本気で思えました。







よくチームは凸凹を補い合う関係だっていうけれど

私はパズルのピースの方が近いんじゃないかなと思います



できるプレーもスタイルも弱い所も
100人いれば100通りあって
それがパズルのピースみたいに繋がっていく。

隙間なく埋まっていくのがチームであり、「総合力」

誰1人欠けてもいい存在なんていません。





DFリーダーをやらせてもらって
誰のどのプレーがどこで活きるのか、をひたすらに考え続けた1年でした。

みんなにはたくさん要求もして
厳しいことも多く言ってきたと思います。

特に
「なんでその動きをしようと思ったの?」は何度言ったかわかりません。


なんで聞き続けたのかというと、
プレーひとつひとつに意味があることを感じて欲しかったから。そして、
考え続けて拘り続ける所にラクロスの面白さを感じて欲しかったからです。



決してプレーを責めてる訳でもなく、怒ってる訳でもありません(笑)



考えた結果、たとえそこで失敗したとしても
それは自分が責任を持って行動した結果であって
その先の自分に繋がる学びになっているはず。


明治はたくさん自主練して成長するのがチームの強みです
自主練ってたくさん考えて工夫して上手くなりたいって思ってするよね


みんなが既に持ってるその考えを自主練だけに留めるのではなくて、
もっと細かくもっと深く持って欲しいと思います。


今のワンプレー、今のタイミング、今の体の向き
全部に理由があって
積み重ねで得点も失点もしているんだということ
みんなのひとつひとつのプレーが影響しあって、繋がって1点になるということ
だから1点の重みって大きいし、会場は一気に湧くし、ラクロスって面白い


そんなことを少しでも伝えられたらいいなと思います。













(この瞬間いいよね!!)






話が急カーブしてずれましたが(笑)戻します。



自分たちがやりたいDFをどうやって体現していくか、って考えた時に
「お互いの事を誰よりも知ってる必要があること」
は大前提だなと思います。
だからたくさん聞きました。どう考えてその動きをしたのか、ただ目の前に起こっているプレーだけじゃなくて思考回路まで揃えることが共通認識を揃えることだと思ったから。



結果はFINAL4敗退。
まだまだ甘かった、と感じました。
ここでチームを終わらせてしまった事に、悔しさと申し訳なさがあります。まだまだ成長していけるチームだった。みんなでもっと長くラクロスをしていたかったです。


終わってからこそ感じるけど、終わってしまっては全てが遅いです(笑)


だからこそ、「今」を大切にして欲しいなと思います。
楽しいな、辛いな、つまらないな、
感じてることは人それぞれ違うけど
そんな忙しない感情の中過ごしていけるのは「今」だけだし
そんな気持ちも考えも、すべて未来の自分の力になってくれると思います。




こんな感じで、最後の1年を過ごしました。
みんなには
22明治のDFリーダーを任せてくれてありがとう。
と伝えたいです。





なんだか偉そうに語るのもやだなぁと思っていたのに結局語ってしまいました(笑)




そんな考えもあるんだなぁくらいに読んで頂けると幸いです。







(やっぱり明治がNo.1)












最後に




(左30期かおるさん)


DFを頑張るきっかけをくれたかおるさん!
肩を並べられるくらい、上手くなりたくて
かおるさんの考えてることを全部吸収したくて
同じコートに立って頼られる存在になりたくて


ストーカーかっていうくらい
キャンパス違うのに駿河台までついていって
ビデミも練習にもたくさん付き合ってくれました


本当にありがとうございました!!







(左4年りあ、右4年えるさ)


3,4年とDFを一緒に頑張ってきて

今年はこういうチームの雰囲気でこういうDFがしたいんだ!ってたくさん話したね

えるさがいるだけで、DFの雰囲気は良くて楽しくてたくさん支えてもらいました。一緒に22DFをつくってくれてありがとう。






(4年にと)

強化としてたくさんの時間を過ごしました。

慶應戦前、
夜中までビデミして終電逃したのは良い思い出🤔

にとと考える明治のラクロスが好きで
常に前向きでひたむきにチームに向き合う姿は本当に尊敬してます。


ワクワクを1番体現してた人


たくさんのありがとう。





(22DF一部、まだまだたくさんいるよ)


頑固で頑張り屋さんの22DF陣!(笑)
なかなか納得しないからこそ
お互いの考えが合うまで話し合ってぶつかって
擦り合わせたから
みんなで守ってみんなで奪う、ができたんだと思う。


ないす頑固!ないす努力家!

誰でもできることを誰よりもやるところが素敵!

みんなありがとう!

これからの明治を作っていくみんな、
辛いだけじゃつまらない、辛いの中に楽しいとか面白いとか!自分の中にくすぶったワクワクがたくさんあるはず

悩むとこは悩んで
たくさんの失敗もプラスの力に変えて
柔軟に強かに泥臭くラクロスを楽しんで!



(22ボトム!の一部
左から4年ナコ、ナナ、リア、2年ルル、ジェロ、4年エルサ、2年ミラ)

みんなの成長した姿を見るのが楽しみだ!!





(22明治を支えてくれたコーチ陣)

戦術の事はもちろん、人として、リーダーとしてのあり方など本当に多くの事を学ばせていただきました。
休日や仕事の日にも多くの時間を割いてミーティングや練習に来てくださいました。

感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。




(同期)

優しくて、いろんな事に気がつく同期。
先頭に立ってぐいぐい引っ張っていくようなリーダーシップではないけれど、みんなの背中を押してくれて「一緒に頑張ろうよ」って何度も声を掛け続けてくれました。

隣を見れば、本気でそして楽しそうにラクロスに向き合う同期が常にいました。


チームに向き合う姿勢もラクロスに向き合う姿勢も、学ぶことばかりです。本当にありがとう。
これからもよろしくね😀







そして
22明治を応援してくださった保護者・OGの皆様
大学での活動を支えてくれた関係者の皆様
有観客試合が実現できるよう動いてくださった協会の皆様
一緒に戦ってきてくれた22明治のみんな



本当にたくさんの方の支えがあったから
駆け抜けてこれた4年間でした。
関わった全ての方、ありがとうございました!




23,24,25…それ以降も
たくさんたくさん応援してます!!🔥







さて、次は22明治のギャップ担当ニトです。

22明治の強化リーダーであり、プレーでチームを引っ張ってきました。ほわほわしてる喋り方とは裏腹に、ラクロスIQが高くて努力の人です。個人的には、にとのプレーしているシルエットが格好良くて大好きです。
大学内外で色んな活躍をしてきたニト、どんな言葉を紡いでくれるのでしょうか…お楽しみに~✴️






#71 リア