お母さんのお腹に「真珠の卵」を入れちゃいますよ!!
こんにちは!!
「カリスマ真珠愛好家」の フジオー です。
お待たせしました。
いよいよここからは真珠自信を誕生させるための
作業工程に入っていきます。
先ずはお母さんのお腹に「真珠の卵」を挿入するための
準備から始めていきましょう。
(アコヤ貝 3年目の5~6月の作業です。)
お母さんの生殖巣に挿入する「ピース(細胞)」と「卵(核)」の準備。
母貝の外套膜を2mm角に切断(ピース切り)した、切片・小片を「ピース」または「細胞」と呼んでいます。
ピースは母貝から真珠質分泌の盛んなものを選んで使います。
「ピース切り」![]()
このピースを卵と一緒に生殖巣に挿入することで、卵に真珠の層が
巻き付いていくのです。
それでは真珠の「卵(核)」とはどうゆう物なのかと言うと、
真珠の中心に位置するもので、材料は主にU.S.A.ミシシッピー川に
生息しているイシガイ科の二枚貝を真円形に削って使用しています。
このように「ピース」と「核」をアコヤ貝の生殖巣に挿入する手術のことを
「核入れ」または「珠入れ」作業と呼んでいます。
この核入れの手術には高度な技術が必要で、真珠の生死を左右する
大事な作業となります。
次に核入れ作業の手順を説明しますが、現場を見ないと
理解しにくいところがあると思いますので、お母さんのお腹に
「真珠の卵」を挿入するというイメージをもって目を通して
みて下さいね!!
1.開口器という器具で貝殻を少し開き、くさびを挟んで貝殻を
開いたままにします。
2.生殖巣が確認できるまでヘラで鰓(えら)をよけて、メスで
生殖巣の表面を少し切開します。
3.切開口から生殖巣にピースと核を入れる挿入路を作ります。
4.まず、ピース針でピースを挿入、続いて核挿入器で核を移植します。
挿核手術を終了した母貝は、体力が回復するまでの間、
しばらく「養生」をします。
「養生」 3年目、6月
10~20の養生期間、お母さんたちをゆったりと「養生カゴ」に入れて
穏やかな海で安静に保って回復を待ちます。
体力が回復したお母さんたちは、体内で真珠を育てるために
「沖出し」作業を行います。
「沖出し」3年目、7月
海水温が13度C以上あって潮の流れが良くプランクトンが豊富な
沖合の「真珠筏」に吊るしていきます。
ここで小珠は7か月、中珠以上は1年~2年半ほど養成します。

木枠イカダと浮き玉イカダ
次に養殖期間中に行われる「管理」作業を紹介しましょう。
「貝掃除」
お母さんや養殖カゴに、海藻・カキ・フジツボ・ホヤなどが付着すると
網の目ずまりとなるため、カゴの掃除や貝の掃除を繰り返し
行っています。
「避寒作業」
アコヤ貝の好適な海水温は13~25度である為、
10度以下になると死んでしまいます。
そこで秋から冬にかけての間は、暖かい海水域へ筏を
移動させて春を待ちます。

「浜揚げ準備」 4年目~
浜揚げ(真珠を誕生させる作業)をする年には、真珠の色調と光沢を
整える為の海域である「化粧巻き漁場」「仕上げ漁場」に移します。
真珠の採取時期の決定は、真珠貝を「試し剥き」して
「輝(光沢)」「色」「巻き(真珠層の厚さ)」の出来具合を調べ、
その結果で決定します。
このような数多くの作業を通して、養殖業者さんたちの愛情を
たくさん受けた真珠たちが、誕生してくるのです。
真珠を愛してやまない
「カリスマ真珠愛好家」フジオー

