島根県の小学校教員が、子ども達が作ったコメを渡し忘れたまま年度を越してしまい、気まずくなって渡さなかった(自分で食べた)。
教育委員会は停職3カ月の懲戒処分とし、この教員は同日に依願退職した。
教員だって、家庭への手紙を子供たちに渡し忘れていたということは、数十年の教員生活の中で1度ぐらいあってもおかしくないことである。ただ、そうなった場合でも、気が付いた時点で、遅れたことに対する謝罪文と共に手紙を渡すだろうが。
この教員は、自分で食べたというが、食べたくて子どもたちに渡さなかったわけではない。もったいなくて捨てることもできなかったのだろう。確かに、捨てるよりも食べたという方が印象は悪いが、退職するほどのことなのか。まだ、教員生活(対応の仕方)に慣れていない誠実な人が1度忘れただけのように見えるのだが。