・普通の会話を大声で叫んでいるだけの芸人(同情を買って苦笑いさせるタイプ)
・自ら笑いながら話す芸人(つられ笑いを狙うタイプ)
・笑わないお客さんやスタッフにキレる芸人(脅迫タイプ)
他人を笑わせることができないお笑い芸人の特徴だ。最近のお笑い界は、このような芸人ばかりである。そもそも、「芸」なのだろうか。本当におかしく面白いお笑い芸人が、日本からほとんどいなくなってしまった。
全ての根源は、いつも通り、やはりテレビ局であろう。このような芸人を持ち上げ、出演させ続けるから、才能のないうるさいだけの普通の人で溢れかえり、過度な演出で国民をだまし、日本のお笑い文化を衰退させてしまったのである。
テレビ局は、日本の歌謡文化も、癒着関係のジャニタレと秋元氏の坂道グルーばかりを出演させて硬直化させ破壊した。昭和歌謡は歴史の残る歌ばかりだが、平成後期からは誰の心にも残らない曲ばかりになった。
ドラマ文化も、演技の素人であるジャニタレばかりを主役にして、ドラマを軽いものに変えていった。周囲を主役級の多くの俳優さんで固めて一応形を整えたが、主役の素人演技に変わりはなく、昭和のように俳優さんが出てくる本格的なドラマがほとんどなくなってしまった。
法も道徳もコンプラも秩序も、そして文化まで破壊していく今のテレビ局の存在に、大きな危険を感じざるを得ない。