トランプ・プーチン会談で、トランプは、ウクライナの一部の土地をプーチンに渡す代わりに、ウクライナへの攻撃をやめるよう求めたという。真偽はわからないが、もし本当なら、おかしな論理だ。

日本も、将来同じ目にあうのだろう。今、目で見ていることが現実だ。アメリカも信用できない。日本は領土を他国にあげる覚悟を持つか、あるいはアメリカ抜きで中国やロシア、アメリカにでも対抗できる軍事力を持つか、二つに一つである。

トランプは、ロシアは大国でウクライナは違うから、ロシアの言うことを聞くしかないという。北朝鮮は、そうならないために核を持った。賢明な判断である。核を持つことで、国際社会で同等に発言ができ、国が簡単に侵略されることも無くなる。

アメリカは最後の最後で、日本を裏切る。今回のように、アメリカ自身が強い国と戦うことを防ぐために、弱い国を切り捨てるだろう。アメリカにとっては痛くもかゆくもない判断だ。日本は、市民団体や平和団体などの主張を聞いて、将来日本の国土の大半が無くなる道を選択してはいけない。近くにヒグマがいたら、こちらだけが友好的な態度をとるつもりか。あっという間に襲われ、食われ、殺されるだろう。結果的に日本を滅ぼすようなことを主張する団体など無視し、日本も核を持ち(先に使うということではない)、ドローンのような実践的な武器を大量に持つことが重要である。そうしないと、日本の大半無くなってしまう。

否応なしに、そういう対応が必要な世界の中に、日本もいるのである。悲しいことに、それが現実だ。

今、アメリカの言動を皆が見ている。アメリカはこのように動くのだ。事実を否定せず、日本は自国の運命を冷静に選ぶ必要がある。まだ間に合う。

トランプは、日本とも距離をとってきている。今が、日本がアメリカに頼ることをやめ、距離をとり、自立できる絶好のチャンスでもある。