「米国とロシアがウクライナ停戦協定の締結を目指して進めている交渉では、ロシアが軍事侵攻によって占領した領土の支配を確定する形となる見通しだと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした」(ブルームバーグ配信記事から引用)
ロシアは、トランプ氏が脅しをかけても自分の思ったようにならないから、圧力をかける矛先をウクライナに変更したのだろう。
もし中国が日本に攻めてきたら、最後は日本もこうなるか、あるいは日本の国土が米中の主戦場となって消えるかのどちらかになるのだろう。
日本は、信用し合える国を作りその輪を広げ、欲を出さずにその中で交流や経済活動を行うのが適切のように思う。アメリカや中国頼みで、貿易によって金を稼いでも、最後は金だけではなく国土も人命もすべて奪われかねない。将来、アメリカ、中国、ロシアの三国だけの話し合いで、日本の領土を分け合うことになる確率は、そう低くないと私は見ている。
日本は、他国を性善説で見ないほうがよい。「外交は武器を持たない戦争である」という言葉を忘れてはいけない。トランプ氏やプーチン氏、習近平氏は、相手のことなど考えずに自国の利益のためだけに動くが、それが国のトップとしては理想的な在り方なのかもしれない。