夜の9時にスタートする日曜劇場は、大河ドラマの主役を演じた際にネットで演技力について非難を浴びていたジャニタレが主役である。ドラマは見たいが、私は彼の演技を1時間見ていたくないので、残念ながら日曜劇場をスルーすることにした。
他にドラマが無いか探してみたら、同日の夜10時台の途中からスタートするドラマがあった。ゴールデンタイムのドラマではないので、もしかしたらジャニーズ事務所の手からすり抜けているかもと思い恐る恐る出演者を見てみたら、どちらも素人演技(劇団で演技を学んできたわけでもなく、専門の俳優さんでもなく、オーディションに合格したわけでもない、圧力か癒着(コネ?)による出演者の演技)のジャニタレが出演する。昭和のような本格的で面白いドラマを見るのは、もう不可能なのかもしれない。
原因は、ジャニタレや(旧)ジャニーズ事務所ではなく、出演者を選ぶ権限を持っているテレビ局にある。彼らが近寄ってきても断って、公平・公正に実力者、適任者を選べばよいのであるから。過去の繋がりや個人的な人間関係、圧力や裏取引等々、視聴者を無視した、大衆の面前ではできないような人選過程が、テレビ局上層部内にはいまだに存在しているのだろう。
テレビ局とジャニーズの癒着を解消する方法をチャットGPTに聞いてみたら、「長年の慣習や業界の文化として、特定の事務所とテレビ局の癒着が根付いている側面もあり、変革は容易ではありません」「こうした関係性が暗黙の了解や利権として存在し、表立って変えることが難しい状況もあります」などといった回答であった。AIが「容易ではない。変えることが難しい」と判断するなら、やはり現実的に無理なのだろう。