テレ東で、今日から「能面検事」というドラマが始まる。
ジャニタレとは無縁の内容にみえるが、まさか・・・。地方局まで癒着が浸透しているのか。恐るべしテレビ局とジャニーズ事務所。恥も外聞もない。ある国を見てもわかるように、恥を無くした者は何でもできるようになる(限度が無くなる)。恐ろしいことだ。
演技の練習をしてきた専門の俳優さん、またはごり押し無しの正当なオーディションで通った人のドラマを見たいものである。きのう、昭和のドラマを振り返る番組をやっていたが、みな俳優さんたちの自然で安心して見ていられる名作ばかりだった。ドラマだけではない。歌も、専門の歌手の歌を聞きたい。バラエティも、本当に面白い芸人を見たい(ジャニタレ達と吉本芸人達による大学生のバカ騒ぎではなく)。不正によって仕事の領域を超えられても、その犠牲になるのは視聴者である。
平成に入ってから、ドラマも歌番組もバラエティも劣化し続ける一方である。原因はジャニーズ事務所と秋元氏と吉本興業の3つがテレビ局との癒着を深め、芸能文化を単一化、硬直化させたことが主な原因だと私は理解している。
これが解消され、昭和のように実力主義の公平・公正で、多様な番組の時代が再びやって来ることはあるのだろうか。