「岩手県は10日、若手の職員が2020年4月、上司から他の職員の前で叱責されるなどのパワハラ行為を受けて自死していたと公表した。」(共同通信)
世間では、会社や役所などの職場におけるコンプライアンス厳守やパワハラ、モラハラなどの禁止が非常に厳しくなっているというのに、いなかの役人までは社会の流れが届いていない。いなかの県職員も、これらの言葉を聞いたことはあるのだろうが、厳守の意識が足りないのはもちろん、意味(具体的な事例)さえわからない傲慢なオヤジたち(たかが地方の公務員試験で合格したお山の大将たち)も、県庁の建物の中にはたくさんいるのだろう。あ~、気持ちが悪い!
だから社会の中において、「いなか」はバカにされ、忌み嫌われる位置づけなのである。決して自然が豊かで人口密度も低いからバカにされる対象になっているわけではないはずである。
まずは、いなかの市民相手に威張ったり高圧的な態度を取っていい気になったりすることをやめる(謙虚に誠実になる)ところからのスタートであろう。汝自身を知る日がやって来ることを期待したい。