トランプ氏はEUを突き放し、EUは独自で核戦略を構築する必要が出てきており、世界は軍拡の時代に入ったという記事を目にした。

 アメリカが、自分の国のことだけを考えている今後4年間で、ロシアや中国は途上国をはじめ世界中の国々を援助したり投資したりして味方につけ、6年後位には正義や法も関係のないロシアと中国が世界のリーダーとして「脅しと力」で支配する世界が出来上がるだろう。4年後にトランプ氏が退陣してから、元の世界に戻そうとしても不可能である。

 無法と圧政の地球を、なぜアメリカ国民やアメリカの国会議員は望むのか。想像力を働かせて、よく考えてもらいたい。