日本テレビは、夜のニュース番組に櫻井氏(嵐)やかしゆか氏(Perfume)、小島よしお氏などをコメンテーターとして出演させている。

 吉本芸人達のおふざけ番組や無責任な情報番組ならわかるが、ニュース番組には不適切である。ニュース番組に招くとしたら、専門家や関係者でよい。ニュースまでバラエティ化してはいけない。

 日本テレビは、歯止めを失った。ニュースまで信用できなくなった。人選ばかりでなく、中心である記事そのものの扱いも不適切である(ジャニーズ問題の時には櫻井氏がいるために報道しなかった)。ジャニタレ(父親や兄弟などの家族を含む)への忖度や癒着関係を強力に続けているのも、私の目には日本テレビだけのように見える。

 日本テレビには、フジテレビとは別の種類の大きな闇を感じる。今回のフジテレビの第三者委員会調査では、テレビ局のこの部分(一部のタレントや一部の芸能事務所との親密な関係、全てをバラエティ化にせずに公平(扱う記事や情報量、コメント内容など)・正義を貫く)についても、各テレビ局への警鐘、禁止となるものを発表してもらいたい。

 政治家とテレビ局とコメンテーター(無責任で口達者な、お笑い芸人、弁護士、怪しい人たちが多い)の3つは、改革が本当に大変だと思う。