社会学者の古市氏が、テレビ番組内で「週刊文春は廃刊にした方がいい」とコメントしたことが話題になっている。
フジテレビでお世話になっているコメンテーターが言っても説得力がない。
「廃刊にした方がいい」というのは、存在そのものの消滅を訴える表現である。人間で言えば、「死んだ方がいい」というものだ。これは、非難や悪口とは異なる次元の「最終的な表現」である。それを公共の電波を使って国民に訴えた。最上位の誹謗・中傷だと思うが、警察はどう判断するだろうか。注視したい。
彼の営業方針は、無責任でとても危険だと思う。そもそも彼は、本当に「学者」(「学問に優れた人。学問・研究を専門とする人」)なのだろうか。それなりの学術論文や経歴があるのだろうか。中居氏から彼に謝罪の手紙などが来たという報道もある。彼はいったい何者なのだろうか。
各テレビ局や週刊誌などは、能力や実績も含め彼の身辺調査をきちんとしてから、彼の主張を全国民に向けて放送したりネット配信したりしているのだろうか。