長時間にわたるフジテレビの記者会見が終わった。
昭和の親父たちが、事前に覚えておいた3つぐらいの言い訳パターンを、壊れたテープレコーダーのように数十回繰り返すだけだった。社長が、質問に対してキレたように「主語は?」や「違います、違います」などと強く言う場面も多く、攻撃的な態度で反省の態度も感じられなかった。時代の違いや被害者女性のせいにする発言(被害者の気持ちを考えて不適切な事を繰り返してきたという旨の発言)も非常に多かった。
この5人が第三者委員会の調査を受けても、自分を犠牲にしてでも日枝氏だけは守りながら、今日の記者会見での発言を繰り返すだけであろう。調査は無駄に終わると確信した。
このままではうやむやになってしまう。第三者委員会では、中居氏の違法性を明確にすることだけに全精力を注いでもらいたい。それができると、それをうけて中居氏を告発することで警察による捜査が可能となる。警察によって強制捜査をしなければ、このモンスターのような巨大で多くの悪が存在しているテレビ局を根元からいったん壊し、再スタートすることは無理だと思う。