第三者委員会決定の本日、中居氏が、早々に芸能界引退を表明した。責任を逃れるため、自分への追及を避けるため、と思われても仕方がない。

 有名芸能人がおこなった実刑相当の行為について、誠実に第三者委員会の調査を受け、責任を取った後に、引退するべきだった。驚いて、怖くなって、すぐに引退・・・。あまりにも幼く露骨な判断だった。

 

 スポンサーが離れ、フジテレビの被害は数百億に上る可能性もあるという。また、被害者女性が中居氏から受けた行為は、非常におぞましいものであったという情報もある。それが事実かは不明だが、少なくともフジテレビの元専務や副会長たちに、(その内容を聞いた時は)「ある種の衝撃を受けた」、「非常にショックを受けた」と言わしめるほどの内容であったことは事実である。彼女は、入院時に大きなダメージを体に受けており、消えない傷(手術跡など)を負い、現在も心身ともに苦しんでいる。示談後でも「今でも許せない」と話す。弁護士など、彼女の周囲にいた人たちの口車に押し切られた可能性が高い。そうであれば、示談金が9千万というのは少なすぎる。その10倍は今後支払われて当然であろう。アメリカだったら数百億の慰謝料になるのではないだろうか。

 引退表明で、中居氏は「全責任は私個人にある」と明言した。それがごまかしや嘘でなければ、フジテレビをはじめ各テレビ局が受けた損失と被害者女性への慰謝料の上乗せを、二十数年間で貯めた自分の貯金をすべて使って補償するべきであろう。

 中絶騒動をはじめ、彼のこれまでの数々の性トラブルを見てくると、彼は女性を人間としてではなく、「性の道具」としてしか、見ることができなかったのかもしれない。中学を卒業してすぐ芸能界に入り、ダウンタウンや今田&東野氏(番組内で女性の胸をもんだり下半身に触ったり、口にむりやりキスをしたりしてお笑いにしていた)、そして師匠のジャニー喜多川氏による性暴力から、ゆがんだ性教育を学んだと考えると、彼の性遍歴もうなづける。

 最後は人として、誠実な行動や被害者(女性やテレビ局)への補償を期待したい。被害者女性は、今後死ぬまでの60~70年間、思い出しては苦しみ、体を見ては涙しながら生きていくのである。その間、彼はどのように生きていくのだろうか。