フジテレビのアナウンサーたちは、今回の問題について番組内で泣いたりきちんと調査をしてもらいたいと言ったりなどと言っているが、そうではなく、まずはアナウンサー室にいて自分が見てきたこと、聞いてきたこと、被害者女性から相談されてきたことなどについて、(被害者女性が公表してほしくないと思うこと以外のことについて)黙認したり忖度したりせずに知っている事実を正直に番組などで言うことが重要であり、それが解決や局の改善につながるのである。フジテレビアナウンサーは、示談書とは関係ない立場であろう。
事実であれば、上層部も誰も文句を言えないだろうし、上層部が圧力をかけてきたらそれも公表すればよい。そうすることで、まともな会社に改善していけるのである。番組内で、関係ないようなふりをして泣いて見せても意味がない。口をつぐんで会社の不正をかばっていてもプラスにならない(自分の身分は守れるかもしれないが)。
被害者女性は退社までして今も心身ともに苦しんでいる。自分たちもある意味被害者として、身分を賭す覚悟で、堂々と事実を口にするべきであろう。忖度はもう終わり。行動を伴わない涙や言葉だけでは、嘘くさく見えてしまう。