中居氏は 「手を上げる等の暴力は一切ございません」と勝ち誇ったように言うが、言い換えれば痛いような力の暴力を一切せずに9000万円相当のことをしたのだよ!ということだ。そのほうが内容的にひどいであろう。それほどの性加害をし、それほどの精神破壊をするような行為をしたことは、人として問われる。正常かどうかの診察が必要な部類の問題だと思う。そもそも、あったことは言わず、無かったことを言って自分を良く見せる姿勢に、反省が全く感じられない。あったことを言えないのは守秘義務があるからというが、示談を申し込んだ加害者側が自分の行為を言うことは問題ないだろう(自分が不利になることだから)。
ずっとスルーしてきた各テレビ局も、自分たちはきちんと報道しているんだと言わんばかりに中居氏の声明文や各局の対応を報じているが、まだなおこの問題に限ってコメンテーターや司会者は(あたり障りのない数例をのぞき)一切コメントを口にしない。現在、公共の電波を使って国民に示しているこの姿勢こそが、まさに「忖度」そのものなのだが、自分たちにはその認識すらないのだろう。忖度が常識となっている異常な世界だ。
芸能人もテレビ局も、自分の言動が見えていない。だから問題ばかりおこす。
フジテレビ社長が、本日社員に対して一斉メールを送った。内容を見ると、社員を守る暖かい会社を作っていく、など自分たちのことが全くわかっていない文章だ。Aプロデューサーや被害者女性から受けた相談をスルーした女性上司などを守ってはいけない。逆だ。暖かい雰囲気の会社にするのは、コンプライアンスの順守や人権意識の向上、忖度や不正の廃止など、当たり前のことができるようになってからの話である。社長は、好かれる会社にしようともいうが、それなら世間から嫌われる発言や行動を今すぐにでもやめたほうがよい。
テレビ局員やジャニタレ(ジャニーズ事務所の脅迫まがいの営業によって今の地位を得たタレントのこと)を見ていると、まだ何もわからない幼い子供が悪意なく平気で悪さをしたり、怒られるのが嫌で必死に言い訳や嘘を言ったりしているようで、見ていて可哀そうになってくる。