テレビ朝日で「相葉マナブ」という番組をやっている。ジャニタレ(ジャニーズ事務所による圧力・脅迫営業によって今の地位を得たタレント)の相葉氏と小峠氏と澤部氏とあばれる君、ハナコの岡部氏でやっているが、相葉氏は必要だろうか。むしろ、いないほうが面白いし安心して見ていられる。
相葉氏以外はそれぞれが一人で番組を持っていて、コメントも面白いし進行もうまい。相葉氏は、あたり前のことを言いながら、無感情にカンペ通りに進行するだけである(わざとではなく表現力が乏しい)。彼は番組をつまらなくしているが、他のメンバーの力で面白く魅力のある番組にしている。それなら、相葉氏はいらないと思う。
ジャニタレの冠番組や、ジャニタレが主役のドラマの時には、ジャニタレ以外の周囲の芸人や俳優を、複数の主役級でそろえる。そこまでして、ジャニタレを中心にした番組を作る必要があるのだろうか。ジャニーズ事務所が崩壊した今でも、テレビ局だけはいまだに才能のないジャニタレに忖度している、あるいは(事務所と)癒着関係があるという証拠であろう。
ジャニタレではなく、初めから小さな芸能事務所であったとしたら、冠番組を持ったりドラマの主人公であったり年に一度の歌謡祭の司会をしたりするようなことは、魅力や才能から絶対に無い。
全てのテレビ局は、ジャニーズ事務所問題が発覚した際、完全な第三者委員会による社内調査・報告を最後まで拒否し、さらにはテレビ局自身による「いいとこどり」の誤魔化し報告書を公表して世間をだました。二重の罪を犯した。そして、1年以上たった今でも真の「反省」から逃げたままで営業を続けている。テレビ局は、世紀の性犯罪を数十年にわたり陰で支え続けた罪を「反省」しない限り、いまだに続けている忖度や癒着関係がなくなり、公平・公正な情報通信会社に生まれ変わることはあり得ない。反省なしに改善や進歩は絶対に無い。その日が来るまで、私はテレビ局の全てを信用しない。