大阪万博の入場券が売れずに困っているという。

 一番の原因は、イメージキャラクターの「ミャクミャク」だと思う。「気持ちの悪いバケモノ」のようなイメージの博覧会を見たいと思う人は、そう多くはないだろう。

 複雑な購入方法や予約手続きが原因との指摘もあるようだが、それは現実的ではない。万博に行くために購入しようとしていた人が、購入方法が面倒だからやっぱりやめた!とならない。そうなる人は、はじめから「別に行かなくてもいい」といった程度の人であろう。

 次々と参加国が減る中、「ミャクミャク」の活躍は、迷い始めている人へも決定打になりそうだ。

 それにしてもいったい誰が、このめだまのおばけにしよう!と決めたのだろうか。性別や年齢を知りたいし顔を見てみたい。東京オリンピックの開会式を(mikiko案から)ひどいものに変更したあの会社(の関係者)が大阪万博にも関わっているのか。それとも、わけのわからないお偉いおじいさんたちが集まって自分たちの感覚や願いで決めてしまったのだろうか。今からでもいいから、イメージ(キャラクター)を変えたほうがよいと思う。