24日に行われる佐渡金山における朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式典への不参加を、23日に韓国が表明。過去に靖国神社を参拝したことがある外務政務官の生稲晃子氏が出席することが22日に発表され、それを受けての対応とみられている。

 生稲氏の初仕事が、重要な意味合いの式典で韓国側を不参加にすることとは・・・。国際政治や外交に関する知識や経験がゼロの彼女を、身体検査(過去の行動調査)もなしに「女性」という理由だけで国の重要ポストにつけるからこうなる。国益を大きく損なってしまったではないか。 

 これほど露骨な(男女)差別を、国民の代表である国会議員が、しかも総理大臣が率先して国民にやって見せている。社会から差別が無くなるはずもない。日頃「女性差別だ!」と叫んでいる人々は、生稲氏の人事を見て、「女性の逆差別だ!やめろ!」、「性差だけで決めるな!」、「男女平等にしろ(能力で決めろ)!」となぜ叫ばないのだろうか。あの人たちは、どこに行ったのだろうか。都合が悪くなると消えてしまう。こんなことでは、本当の男女平等の社会にはならない。

 例えば、3Kと言われるきつい仕事に就く女性が増えていったり、女性が「結婚したら仕事をやめて家庭をしっかり守る」など思ったりしないようにならないと、本当の意味での国民の男女差別の意識を変えることはできないだろう。

 ほとんどの女性は、常に可愛く美しくいたい、男性に守ってもらいたい、甘えたいなどと思っているのだろう。その原因は、美人コンテストやファッション雑誌、マスメディアなどが、キレイとされる基準を押し付けたり、かわいいと思われる行動を雑誌などで常に発信したりしているためであり、人と違う良さや多様性を認めないようにしてしまっていることにある。社会における様々な事の定義やバランス調整がすべてきちんとできればいいのだろうが、それも嫌なのであり、やりたくないのだろう。人は、ごまかしながら、あいまいにしたまま、適当にやっていくのがいいのだろうし、実際社会はそうなっている。だから、「差別反対」などと部分的に正論を主張すると、すぐにおかしなことに突き当たる。

〈追記11/25〉生稲氏が靖国参拝したことはないと発言。真偽はまだ不明だが、参拝していない可能性も十分出てきた。しかし、そうであれば追悼式典前に生稲氏に真偽を直接質問していた韓国のメディアをスルーするのではなく、できるだけ早く事実を話し、韓国国民に事実を伝え、そこから韓国政府を動かすべきであった。もしかしたら、参加に遅れたかもしれないが間に合った可能性もある。韓国でも日本でも、長い時間引っ張って騒ぎを拡大させることもなかった。追悼式典でもずっとペーパーを読み上げていたが、彼女は自分の言葉を話すことを避けている。時を逸すれば、事態を悪化させる。政治家ならば、自分の言葉で、できたら自分の考えを話せるようにならないといけない。