各テレビ局は、ジャニーズ問題の時に完全な第三者委員会に社内調査を依頼せず、自分たち加害者側で調査のまねごとをして公表し、それで終わりとした。責任も取っていないし反省もしていない。その後、口では立派なことを言うが、いまだに反省から逃げ続けているテレビ局が立派なことを言えば言うほど信用を落としていくことが、テレビ局社員もまだわかっていない。
テレビ局が全く信用できないとしたら、SNSは信用できるのだろうか。いろいろな人が好きに書き込めるので、もっと信用できない。新聞も自らの視点で記事や社説を書くので、客観性や事実(偏った一部の事実ではなく全体的に見ての事実)に何ら保証はない。
国が作った教科書か、週刊誌か、大学の講義か・・・。もっと信用できない。
では、国民は何を見て信じたり、知識として身につけたりすればよいのだろうか。おそらくそれは無理なことだと思う。適切なツールが世の中には見つからない。自分の頭で判断することが大事というが、それは無理なことである。入ってくる情報が真実か、適切か。それらを判断するための情報(知識)は本当に大丈夫か。
どこかの研究者が、良い案を考え、仕組みやツールを提案してもらいたい。