今朝、国民民主党の玉木代表が不倫をしていたことがニュースになり、本人も認めた。その後に行われた党の話し合いにおいて彼は代表を辞任せずにこのまま続け、きょうの首相指名選挙では国民民主党員は倫理的にアウトの彼を首相として投票することに決めた。
やはり国会議員である以上、絶対に責任は取らない。そのことを選挙で最も国民から信用された党が証明した。玉木氏を、そして国民民主党を信じて投票した国民は、国会議員の実態をようやく認識できたことであろう。だから、議員の「人」や「言葉」、「信用」などといったことから離れ、最も重要な政策(二大政党制)を機械的に行うためだけに投票すればよかった。
今後、玉木氏は百戦錬磨の自民党にいいように利用され、そのあとは使い捨てで終わるような気がしてならない。下手をすれば、国民民主党は崩壊して(一つの流れとして、自民党から総理に担ぎ上げられ、自民党の操り人形になり、空を見て辞任を決め、国民民主党が終わるという可能性も十分にある)、他の野党に吸収される感じがする。
十年程、二大政党制に向けてのスタートが無駄に遅れてしまった。