照ノ富士が九州場所も休場する。
一番強い「横綱」が、毎場所出場しているその他の力士よりも体が弱く、普通に試合に出られない状態だ。もはや勝ち負け以前の話である。そのような力士は他にいない。その唯一の人を「横綱」にしておくことが適切なのだろうか。「横綱=休場」がルーチンとなり、話題にもならなくなっている
ルールを改正し、休場ばかりしているような体であるならば、降格あるいは引退にしたほうがよい。それ以前に、横綱にする条件をもっと厳しくしないと、横綱になった力士は勝ち続けるか引退しかないので可哀そうである。力強い体と精神力を持ち、常に連続で12勝以上できるような本当に強い力士だけを横綱にしたほうがよい。
あっさりと横綱にするから、次々と横綱になっては2~3年休場し、高額な給料で蓄えを増やした後に引退していくのである。ひどい状況である。
たまにしか相撲が取れない力士は、横綱であろうと小結であろうと、他のスポーツ選手同様に現役からは引退したほうがよいと思う。